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「アデル/ファラオと復活の秘薬」 2010

アデル/ファラオと復活の秘薬 (字幕版)

★★★☆☆

 

 不慮の事故によって寝たきりになった妹を治すために、エジプトで復活の秘薬を探す姉。

 

 序盤に様々なことが起こる怒涛の展開。息つく暇もないテンポでエジプトでの探検も終わり、次は何が起こるかと気を引き締めていたら、ここから急にトーンダウンして間延びしたダラダラとした展開。非常にバランスが悪い。

 

 改めて全体を見てみると、翼のある恐竜、翼竜が復活するくだりはいらなかったんじゃないかと。博士の力を示すために復活するシーンは必要だとしても、ファラオの復活には関係ないので、その後に翼竜が話に絡んでくる必要は無かったような気がする。なので博士が捕まるのも不要。

 

 ただ監督の意図としては、このあたりのグダグダした物語でコメディを見せたかったのかなという気がする。警察のドタバタぶりや無能ぶり、官僚的なふるまいに対する皮肉、そして博士を脱獄させるための主人公の奮闘ぶり、このあたりでバシバシ観客を笑わせたかったのだろう。ただ序盤の急展開のせいで、笑っていたら物語についていけなくなってしまうかもしれないという変な緊張感が生まれてしまっていて、無邪気に笑えない感じになってしまっていた。

 

 ミイラが次々と復活して動き出すシーンは面白かったので、急展開だった序盤をもっと丁寧に描いて、帰国後はすぐにミイラを復活させる流れであれば、シンプルに女版インディー・ジョーンズとしてもっと楽しめたのかもしれない。

 

監督/脚本/製作 リュック・ベッソン

 

出演 ルイーズ・ブルゴワン/マチュー・アマルリックジル・ルルーシュ/ジャン=ポール・ルーヴ

 

音楽 エリック・セラ

 

アデル/ファラオと復活の秘薬 - Wikipedia

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