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「コロンビアーナ」 2011

コロンビアーナ (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 両親を殺された少女は、アメリカに渡って殺し屋となり、復讐のために動き出す。

 

感想

 冒頭の両親が殺された後に、少女が追手から逃げるシーンが圧巻。建物から脱出し、コロンビアの民家が密集する町中を疾走する。割とよくあるといえばあるシーンなのだが、それを幼い少女がやるのが新鮮だ。多分CGだろうが、単純にすごいと思ってしまった。

 

 この少女のまま続けてほしかった気もするが、やがて少女は大人になり殺し屋となる。少女やモデル体型の女性、女殺し屋と、リュック・ベッソンの好きなものばかり。しかし、主演のゾーイ・サルダナ、細すぎる。

 

 

 殺し屋として仕事をしながら、そのターゲットに復讐相手をおびき出すヒントを残していく主人公。しかしその事が彼女を追い詰めることにもなってしまう。もっと上手いこと出来そうなものだがとは思うのだが、彼女は殺し屋としては一流なだけで、そういった捜索とかは専門外だからなのかもしれない。

 

 何度か厳重な警備をかいくぐってターゲットの元に見事に迫る手口を見せて、復讐相手の要塞への侵入も同様のやり方かと思わせておいての、まさかの正面突破は気持ちよかった。主人公の決意がよく伝わってくる。

 

 そしてついに復讐に成功する主人公。ただそのクライマックスシーンが、主人公の目の前で展開されなかったので痛快感はあまりなかったのが残念。一応、前振りなどはあったので、なるほどねとは思ったのだが。

 

 多少の不満はあるが、リュック・ベッソンの好きなものは大抵の男も大好きなので、それらを眺めているだけでも概ね満足できてしまう部分はある。トータルで見れば悪くない映画。

 

スタッフ/キャスト

監督 オリヴィエ・メガトン

 

脚本/製作 リュック・ベッソン

 

出演 ゾーイ・サルダナ/マイケル・ヴァルタン/クリフ・カーティス/レニー・ジェームズ/カラム・ブルー/ジョルディ・モリャ/ アマンドラ・ステンバーグ

 

編集 カミーユ・ドゥラマーレ

 

コロンビアーナ (字幕版)

コロンビアーナ (字幕版)

 

コロンビアーナ - Wikipedia

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