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「009ノ1 THE END OF THE BEGINNING」 

009ノ1 THE END OF THE BEGINNING

★★☆☆☆

 

あらすじ

  世界は東西に分かれ、スパイが跋扈する世界で活躍するサイボーグの女スパイ。しかし、少しずつ消された過去の記憶が甦り苦悩する。

 

感想

 幼い頃にサイボーグ化されスパイとして育てられた女。それを演じる岩佐真悠子はたしかに目力があって、クールなスパイとしてのヴィジュアルは悪くないのだが、クールな仮面の内側に隠した人間味というのが表現できていなくて、まるで動く人形のよう。つまり、ある意味で正しくアンドロイドなわけなのだが、そのおかげであまり感情移入できない。映像編集の間の悪さも悪影響を与えている気はするが。

 

 性的表現だったり、過激な表現などを盛り込んで、映画にいかがわしさや猥雑さを出そうとしているのは評価できるが、全然足りない。予算的な問題もありそうだが、ちゃんと細部にこだわらないとチープさばかりが際立ってしまう。

 

 物語は東西に別れた世界におけるスパイの暗躍というイメージから、一気にスケールダウンして姉弟喧嘩になってしまっている。それでも大義があれば応援できるのだが、主人公のアンドロイド的表情で正義を訴えられても、それ本当にそう思ってる?誰かに言わせられてない?と思ってしまって無理だった。

 

 こういう世界観の映画でもウェットになってしまうのは、日本映画らしい。

 

監督 坂本浩一

 

原作 009ノ1 (1) (中公文庫―コミック版)

 

出演 岩佐真悠子木ノ本嶺浩長澤奈央杉本彩本田博太郎竹中直人

 

009ノ1 - Wikipedia

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