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「深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」 2017

深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話【電子書籍版】 (eロマンス新書)

★★★★☆

 

内容

 ツイッターで多数のフォロワー数を誇る主婦によるコラム。

 

感想

 男女の問題や人間関係、世の中のこと、自身の身に起きたことなど、多種多様なテーマが独特の視線で語られる。ツイッターでつぶやいているように下ネタばかりなのかと思ったらそうでもなかった。

 

 ただ下ネタの時が一番輝いているというか、面白い。しかし下ネタをしても全然やらしくならないのが不思議だ。照れや恥じらいを一切見せないからだろうか。少しでもそういうものを見せてしまうと一気にやらしさが出てしまうから、ド直球なのがいいのかもしれない。芯を外すとやらしさが出るが、真芯を食うと意外とやらしくない、みたいな。ただ本人が照れや恥じらいを感じない言葉をチョイスしているというのもあると思う。

 

 

 それから、文章にいい女感を出さないようにしているというのもあるだろう。やはり美女が下ネタを喋っていると思うと、こちらが勝手にやらしい方向に持っていってしまうところがある。なので至る所で普通のおばさんですよと強調している。過去の経験を読んでいるとそんなことはないのだろうが。

 

 と読みながら下ネタについて色々と考えてしまった。下ネタも辞さないサバサバしたキャラに憧れて真似したところで、おそらく悲惨な結果が待っているだけだろう。下ネタにも技術がいるという事だ。

 

 物理的に逃げることができないのなら、「自分には非はない。あいつがバカ」と相手を切り捨てて、精神的負荷から逃れることが大事だ。 

単行本 p158

 

 それぞれのコラムには随所になるほどなと思わされるところがあって、上記はイジメについて。最近はとにかく逃げろと言われることが増えてきたが、そんなすぐに逃げられない場合もあるので、こういう逃げ方もあるよなと納得した。

 

 しかし、怒鳴られると自分を責めてしまうというのは日本の教育の弊害かもしれない。言われ通りにやる、やらないと怒られるという中で育ってきたので、怒鳴られるという事はちゃんとやれない自分が悪いのだと責めてしまうのだろう。一旦自分の頭で考えることが重要。

 

 堅苦しくなく、読みやすい内容なので、気軽に読むには良い本。そして、そこから得られることも少なからずあるはずだ。

 

著者

深爪

 

深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話【電子書籍版】 (eロマンス新書)

深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話【電子書籍版】 (eロマンス新書)

  • 作者:深爪
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/11/02
  • メディア: Kindle版
 

 

 

登場する作品

bookcites.hatenadiary.com

さるかにがっせん (いもとようこの日本むかしばなし)

アナと雪の女王 (字幕版)

 

 

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
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