★★★★☆
あらすじ
ボスがいなくなり、自身もチームを追われてしまった右腕の男は、新たな作戦に向かったチームを単独で追うことにする。
シリーズ第4作。原題は「Expend4bles」。104分。
感想
今作ではこれまでメインだったスタローンは早々に退場し、ジェイソン・ステイサム演じる右腕の男が主人公となっている。高齢のスタローンにあまり無理をさせても酷なので、この方針自体は悪くない。
任務に失敗してボスともチームとも離れた主人公が、自分なりの落とし前をつけるために新たな任務に向かったチームを追い、敵を倒そうとする。ジェイソン・ステイサムが切れのある動きを見せており、彼の単独主演のアクション映画のような雰囲気があって、これはこれで全然ありだった。
ただ、このシリーズの特色である往年のアクションスターたちの夢の競演という意味ではかなり地味になってしまった。シュワルツェネッガーもブルース・ウィリスも出なくなってしまったし、新たな大物といえばアンディ・ガルシアだけだ。さすがにアンディ・ガルシアだけでは弱すぎる。しかし、彼はいつも似たような役どころばかりをやっているような気がする。今回も想像通りの役柄だった。
まだ出演していないこのシリーズに相応しそうなアクションスターといえば、出演の噂のあったピアース・ブロスナンの他には、スティーヴン・セガールやニコラス・ケイジ、ジャッキー・チェンなどといったところだろうか。まだまだ現役感があってエクスペンダブルズ感はないが、リーアム・ニーソン、トム・クルーズ、キアヌ・リーヴスなんかも入ってきそうだ。
それから案外と若手で、アクションに特化したスターは思い浮かばない。ジェイソン・ステイサムも50代後半で、よく考えるとこの年齢でバリバリとアクションをやっているのはすごい。
主人公の恋人に誰?となったり、前作でアントニオ・バンデラスが演じていたキャラの息子が加わったことに何で?となったりと、チームものとしては描き方が足りなかった。だが主人公が単独で乗り込み敵を倒していく様子は、ダイ・ハード的な面白さがあった。
シリーズものとしては不満が残るが、アクション映画としてはシンプルに楽しめる。
スタッフ/キャスト
監督 スコット・ウォー
脚本/原案 カート・ウィマー/タッド・ダッガーハート/マックス・アダムズ
製作/出演
出演 シルヴェスター・スタローン/カーティス・“50セント”・ジャクソン/ミーガン・フォックス/ドルフ・ラングレン/トニー・ジャー/イコ・ウワイス/ランディ・クートゥア/アンディ・ガルシア
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前作 シリーズ第3作