★★★☆☆
あらすじ
直前で降りた飛行機が爆発事故を起こし、 九死に一生を得た高校生らだったが、その後、一人ずつ不審死していく。
ジェームズ・ウォン監督。シリーズ第1作。97分。
感想
予知夢のようなものを見て、すんでのところで飛行機事故を免れた高校生が主人公だ。彼と一緒に飛行機を降りて助かった同級生らが、その後に次々と死んでいく。
本当は飛行機事故で死ぬはずだったので、その帳尻合わせで「見えない力」が彼らを死なせようとしているらしい。タイムスリップもので歴史を変えようとしても、元通りに修復しようとする謎の力が働いたり、時空警察がやってくるのに似ている。
ただこの映画の場合、何をもって未来を変えてしまったとするのか、その判断は難しいような気がする。人間なんて毎日のように気まぐれで判断を変えているので、帳尻合わせをする「見えない力」の方も、そのいちいちに付き合ってなんかいられないだろう。だからあまりここは深く考えない方が良さそうだ。
「見えない力」が登場人物たちを次々と殺して行くシーンは、怖くもあり面白くもある。突然呆気なく死なせて驚かせたり、たっぷりの前振りでヒヤヒヤさせておいてから満を持して死なせたりと、バリエーションも豊富だ。特に後者のパターンの、女教師を死なせたピタゴラスイッチ的現象は見ごたえがあった。
面白いアイディアのホラー映画だが、飛行機事故で死なずにすんだメンバーが主人公に怒っていたり、仲間が次々と死んでいくことに怯えた男がヤケになって自ら死ににいったりと、不可解なことが多くて引っかかる。
ラストもホラー映画らしい結末だったが、、どういう順番で死ぬかとか、どうやったら免れるかとか、「見えない力」のルールを主人公らが勝手に決めているように見えてしまうものだった。相手が実体のないものだけに正解は確認しようがないのだが、あまりにも「映画のための設定」という感じがして少し冷める。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 ジェームズ・ウォン
脚本 ジェフリー・レディック
脚本/製作 グレン・モーガン
出演 デヴォン・サワ/アリ・ラーター/ショーン・ウィリアム・スコット/カー・スミス/トニー・トッド/ブレンダン・フェア/ダニエル・ローバック
関連する作品
次作 シリーズ第2作


