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「ゲットバッカーズ」 2014

ゲットバッカーズ

★☆☆☆☆

 

あらすじ

 作家を目指すネットニュース記者は、最近話題になっている謎の自己啓発本の著者を探し出し、取材するように命じられる。

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 シルヴェスター・スタローン、トム・べレンジャー、ダニー・アイエロら出演。原題は「Reach Me」。95分。

 

感想

 突如話題になった自己啓発本を巡る物語だ。まずは作家を目指すもくすぶっているネット記者、ボスに叱られてばかりの悪党、更生を誓って出所した元犯罪者、アメリカにやってくるも金欠となったドイツ人カップルなど、多くの人物が順番に登場していく。

 

 それぞれのエピソードが交差する群像劇かと想像しながら見ていたが、一向に本題に入る気配はなく、とりとめのない話がダラダラと続く。ただむやみに時間が過ぎていくだけで、どうなっているのだ?と思っていたら、どうやらとっくに本題に入っていたらしい。それに気づいた時には、すでにクライマックスになっていた。

 

 

 出演者の顔ぶれから、クライムアクションなのかなと想像していたせいもある。だが、各登場人物のエピソードがふわふわしすぎていて、その意図がさっぱり伝わってこない。彼らが今どんな状況にいて何を思い、これからどうしたいのかがしっかりと描かれないので、何を期待して見ればいいのか分からず、ただ真顔で見守るだけだった。

 

 どうやら本作は、謎の自己啓発本に影響を受けた登場人物たちと、問題を抱えて引きこもっていた著者が織りなす人間ドラマということだったらしい。色々駄目なところばかりだが、一番の問題はこの自己啓発本が凡庸だということだろう。紹介される内容がすべてありきたりで、どこがすごいのか全く分からない。

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 おかげで登場人物たちがこの本に感銘を受けたらしいことにもリアリティが感じられず、その後の話がピンと来なかった。絶対にそんなわけがないので、そこからブラックなアクション・コメディでも始まるのかと勝手に期待してしまっていた。しかし何も始まらない。

 

 いつの間にか始まり、いつの間にか終わっている映画だ。物語に入り込むことすらできず、何かやってるなと遠くから眺めるだけの部外者のような気持ちのまま、時間だけが過ぎていく。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 ジョン・ハーツフェルド

 

出演 キーラ・セジウィック/トム・ベレンジャー/ダニー・トレホ/シルヴェスター・スタローン/トーマス・ジェーン/ダニー・アイエロ/ローレン・コーハン/ケヴィン・コナリー/ケルシー・グラマー/ネリー/トム・サイズモア/テリー・クルーズ/ライアン・クワンテン/エリザベス・ヘンストリッジ/ケイリー・エルウィス

 

ゲットバッカーズ (映画) - Wikipedia

 

 

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