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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「モール・ラッツ」 1995

モール・ラッツ (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 共に恋人にフラれた二人の青年は、憂さ晴らしにショッピングモールに出かける。ヴュー・アスキューニバースの映画シリーズの第2作目。

 

感想

 ショッピングモールを舞台に繰り広げられるコメディ。めちゃくちゃ面白いわけではないが、全然面白くないわけでもない微妙なライン。いわゆるオタクの青年たちの話なので、彼らの好きそうなものに詳しい人ならより楽しめるのかもしれない。なぜかマーベル・コミックのスタン・リーもノリノリで映画に出ているし。ただ音楽も悪くないので、何も考えず気楽に観るには悪くない映画だ。

 

 主人公は二人の若者。そのうちの一人、ジェイソン・リーはいいキャラクターをしているなと思っていたのだが、当時はプロのスケートボーダーだったらしい。演技のプロでもないのに、簡単にこういうことをやってのける人がいるというのは何なのだろう。その他、まだ売れる前のベン・アフレックも嫌な奴の役で出ている。彼はアカデミー脚本賞受賞者などの余計な情報を抜きにして客観的に見れば、本来はこういう役が一番似合うキャラのような気がする。めちゃくちゃカッコいいというほどではない男前。男前ばかりの映画の中で見たら、どこにでもいそうな普通の兄ちゃんに見える。

 

 

 それから、ビバリーヒルズ高校白書で有名なシャナン・ドハーティが出ているのも嬉しい。彼女はなんだかんだでやっぱり華がある。途中で「ブレンダ?」と声をかけられるシーンがあって、ニヤリとしてしまった。そう言われて彼女が眉をひそめて嫌そうな顔をするのも面白い。

 

 アメリカのショッピングモールにはだいたいコミックの専門店があって、田舎のオタクが足繁く通う場所になっているというのを聞いたことがあるが、そう考えるとショッピングモールは地方のカルチャーを担っている部分があると言えるのかもしれない。日本だとヴィレッジヴァンガードみたいなものか。今の日本だとマイルドヤンキーが集う場所と言われたりもしているので、各国で同じように田舎のショッピングモールだけで完結する物語を作ったら、それぞれの国の特色が表れて面白いかもしれない。でも大きくまとめれば、結局どこも田舎のマイルドヤンキーが集う場所だよね、となるのかもしれないが。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/出演 ケヴィン・スミス

 

出演 ジェイソン・リー/ジェレミー・ロンドン/シャナン・ドハーティー/クレア・フォーラニ/ベン・アフレック/ジェイソン・ミューズ/ジョーイ・ローレン・アダムス/イーサン・サプリー/スタン・リー/マイケル・ルーカー/プリシラ・バーンズ/スヴェン=オーレ・トールセン

 

音楽 アイラ・ニューボーン

 

モール・ラッツ (字幕版)

モール・ラッツ (字幕版)

  • ジェイソン・リー
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モール・ラッツ - Wikipedia

 

 

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