★★★☆☆
あらすじ
野心的な新人女性記者は、ニューヨークで跋扈する犯罪組織の犯行を阻止する謎のニンジャ集団を目撃する。
ミーガン・フォックス、ウーピー・ゴールドバーグ、ウィリアム・フィクナーら出演。シリーズ・リブート作品。原題は「Teenage Mutant Ninja Turtles」。101分。
感想
四匹のカメのニンジャの活躍を描く物語だ。序盤は、すでに有名キャラである四匹がなかなか現れずに謎の存在として描かれる展開で、かなりダルかった。もったいぶったのかもしれないが、今さら感がある。
しかもその代わりに描かれるミーガン・フォックス演じる新人記者を中心としたコメディはまったく笑えない。特にその相手役となる先輩カメラマンの男は終始スベっていて、白けた空気を定期的に提供していた。
30分ほどかけて物語の前提を描き、そしてタートルズの正体がやっと明らかになるかったるい時間が終わってからは、ようやく面白くなってきた。ニューヨークの支配を企む一味との対決が始まる。
ただ、敵と一進一退の攻防が繰り広げられるわけではなく、攻撃されて、反撃する、という1ターンだけの単純な展開だ。しかもここからは怒涛の展開で、そのままエンディングまで留まることなく駆け抜ける。せわしなくてワチャワチャとしたアクションが続く。
物語に深みもないし、アクションも騒々しいだけだが、子供向けの映画としてはこれでいいのかもしれない。タートルズが画面狭しと動き回っていれば、子供たちはそれだけで大満足のはずだ。序盤になかなか姿を表さない焦らす展開も、子供視点だとドキドキものなのかもしれない。ストーリーや構成に力を入れて大人も楽しめる映画にするやり方もあるが、子供向けに全振りするのもありだろう。
タートルズがニンジャ設定だけに日本要素が色々盛り込まれているが、ネイティブでない日本人キャラの日本語が聞き取りづらかったり、「畳の上を土足で歩くな!」と心の中の日本文化警察が騒いだりと、日本人だけが気になってしまう箇所がいくつもあった。だがこれも日本人だけが楽しめる面白ポイントと思えばいいのだろう。関心を持たれないよりはましだ。
スタッフ/キャスト
監督 ジョナサン・リーベスマン
脚本 ジョシュ・アッペルバウム/アンドレ・ネメック/エバン・ドハーティ
製作 マイケル・ベイ/アンドリュー・フォーム/ブラッド・フラー/ゲイレン・ウォーカー/スコット・メドニック/イアン・ブライス
出演 ミーガン・フォックス/(声)ジョニー・ノックスビル/アラン・リッチソン/ダニー・ウッドバーン/(声)トニー・シャルーブ/ウィル・アーネット/ウーピー・ゴールドバーグ/ウィリアム・フィクナー/タラン・キラム
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (映画) - Wikipedia
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