★★★☆☆
あらすじ
邪悪な魔法使いから逃げるうちに、平和な小さな村からニューヨークに迷い込んでしまった青い妖精・スマーフたちは、ある若い夫婦の家に落ち着き、村に帰る機会を待つ。
ケイティ・ペリー、アラン・カミングら声の出演。ベルギーのコミックとそれを元にしたアニメが原作。シリーズ第1作。102分。
感想
悪い魔法使いに追われ、いつの間にかニューヨークにやって来てしまった青い妖精・スマーフたちの物語だ。魔法使いから逃れ、故郷の村に戻ろうとする。
コミカルで楽しい感じで進行するが、あまり面白いシーンは無く、いかにも子供向けの映画といった印象だ。セリフに「スマーフ」というワードを紛れ込ませる言葉遊びも、ネイティブでないと分かりづらい。しかし、メインに人間の子どもは登場せず、会社や夫婦のエピソードが中心なのに、あまり大人が楽しめる感じでないのは不思議だ。子どもがスマーフを通して大人の世界を覗き見る、というところを目指しているのだろうか。
そんな中、スマーフの世界では働く時に歌を歌うのが常識、となっているのは、なんだか良かった。世界中に労働歌があるくらいだから、人間だってかつては自然と歌っていたのだろうが、その様子はいかにものほほんとしていて、見ているだけで牧歌的な気分になる。世話になっている会社員が仕事中に歌わないことを知って、彼らが驚くのも可笑しかった。
魔法使いは、魔法の素としてスマーフの体の一部を使う必要があるため、彼らを掴まえようとしている。そんな魔法使いが、スマーフに噛みついた猫のゲロから髪の毛を取り出そうとするシーンは、ドン引きしてしまった。その他にもトイレのシーンがあったりと、汚い描写を平然とやっている。近頃は、ゴキブリなど不快なものをあまり画面に映さないようにしている気がするが、吐くシーンに関してだけはどんどんと見せるようになっているのは何なのだろう。昔は、見せないように画面の外でやることが多かったはずだ。
ストーリーに関しては、特に感想もなくて困るくらいだが、子どもなら普通に楽しめそうだ。大人が子供と一緒に見る分にはいいが、一人で見るにはきついかもしれない映画だ。
スタッフ/キャスト
監督 ラジャ・ゴズネル
脚本 J・デヴィッド・ステム/デヴィッド・N・ワイス/ジェイ・シェリック/デヴィッド・ロン
原作 スマーフ危機いっぱつ!
出演 ニール・パトリック・ハリス/ハンク・アザリア/ジェイマ・メイズ/ソフィア・ベルガラ/ティム・ガン
出演(声) ジョナサン・ウィンタース/ケイティ・ペリー/フレッド・アーミセン/アラン・カミング/アントン・イェルチン/ジョージ・ロペス/ポール・ルーベンス/ゲイリー・バサラバ/ジョン・オリバー/キーナン・トンプソン/B・J・ノヴァク/ウルフギャング・パック/ジョン・カッサー/トム・ケイン/フランク・ウェルカー
音楽 ヘイター・ペレイラ
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