「家日和」 2007

感想 世間の人に気の毒だと思われていても、実のところ本人は全然そんなことなく充実して過ごしている事もある。 この本はいくつかの短編からなっているが、中でも「家においでよ」が良かった。奥さんに家財道具もろとも出て行かれた男が、一人取り残されたマンションを自分の城へ変えていく話。きっと結婚している男たち…