なんだかこんな話をするのをするのは申し訳ないけど、料金体系どうなってんの?とか、それで経営は成り立ってんの?とか、世の中なめてんの?とか気になってしょうがない。夢がなくて申し訳ない。夢にもそんなことを考えてしまわない、ゆとりある心のきれいな人は楽しめるのではないかと。そんな大人のためのおとぎ話というか童話というか。
料理をするシーンが結構出てきて、普通なら俺も料理でもしてみようかなって気になるんだけど、この小説ではそうならない。手が込みすぎ。こんな手の込んだ料理は無理。
主人公が物語の始まりに声を失ったときからエンディングは読めた。どういう風にそこまでたどり着くかは読めなかったけど。
著者 小川糸
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