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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「珍遊記」 2016

★★★☆☆ 傍若無人の振る舞いをする男が、僧侶の法力によリ大人しくさせられ、お供をすることになる。 決して面白いわけでもなく笑えるわけでもないのに腹が立たないのは、最初からハードルが低くなっているから。もともとよく実写映画化なんかする気になったな…

「オートマタ」 2014

★★★☆☆ プログラムされた制御機能に反して自らを修復するロボットが見つかり、ロボット会社の保険調査員が調査に乗り出す。 どこか陰鬱な空気を漂わせながら物語は進む。ロボットが人間の規定する範囲を超えて動き出したらどうなるか?というような割とベタな…

「シャッフル」 2007

★★★☆☆ 夫の交通事故死を知らされた妻は、目覚めるたびにその前後の日々がランダムに訪れるようになる。 夫の葬儀の日までの数日間がランダムに訪れるという、タイムスリップもののアレンジ版のような設定。ただ自分で好きな日に行けないのがもどかしいところ…

「ピーターの法則 「階層社会学」が暴く会社に無能があふれる理由」 1969

★★★☆☆ 階層社会学を提起した著者による、階層社会に見られる法則の解説。 世の中に無能な人が多くいるように見えるのは、人は無能になるまで昇進を続けるから。有能に仕事をこなしていると昇進し、無能だと昇進しない。つまり、(降格がないのなら)最終的に…

「アデル/ファラオと復活の秘薬」 2010

★★★☆☆ 不慮の事故によって寝たきりになった妹を治すために、エジプトで復活の秘薬を探す姉。 序盤に様々なことが起こる怒涛の展開。息つく暇もないテンポでエジプトでの探検も終わり、次は何が起こるかと気を引き締めていたら、ここから急にトーンダウンして…

「蝿の王」 1954

★★★☆☆ 無人島に取り残されてしまった少年たち。 無人島を題材にした物語はたくさんあるが、この物語の特徴はサヴァイブするには苦労しないという島だということ。果物が豊富にあるため、少年たちは食べ物に困ることはなく、気候も穏やかで生存するための苦労…

「デンジャラス・ビューティー」 2001

★★★☆☆ 女子力のない女捜査官が、ミスコンの参加者に扮して潜入捜査をすることになる。 女性らしさに頓着しない女性が全く真逆のミスコンに参加することになったら、というコメディ。ミスコン前の女性らしさを獲得するまでの段階で笑いをたくさん取ってくるの…

「アニマル・ハウス」 1978

★★★☆☆ 大学内で嫌われているサークルの面々が起こす数々の騒動。 ジョン・ベルーシが大活躍するのかと思っていたが、そうでもなかった。それなりに笑えるコメディ映画。 一番気に入ったのはパーティーでのライブシーン。後の「ブルース・ブラザーズ」を想起…

「シークレット・パーティー」 2012

★★★☆☆ 運転手を務める男が、ある日カメラを盗む。 無駄な説明もなく、日常を切り取ったようなシーンが続く。登場人物たちの人間関係がなかなか掴めなかったのだが、これは普通なのだろうか。もっと注意深く観ていれば、もしかしたら早い段階でそれを理解でき…

「ねじの回転」 1898

★★★☆☆ 両親を亡くし叔父の屋敷で暮らし幼い兄弟の家庭教師をすることになった若い女性は屋敷で亡霊を目撃する。 昔の小説で妖怪だの亡霊だのが出てくると、どういう態度でそれを受け入れていいのか迷う。今みたいにそんなわけ無いでしょと半信半疑でいるべき…

「アレックス・ライダー」 2006

★★★☆☆ 亡くなった育ての親である叔父が実はスパイであったことを告げられ、自らもスカウトされた少年。 ユアン・マクレガーが主役かと思っていたら演じる男は序盤で死んでしまい、その甥役のアレックス・ペティファーが主役だった。子供向けのスパイ映画とい…

「サッド ヴァケイション」 2007

★★★☆☆ 運転代行の仕事中に偶然、かつて自分を捨てて家を出ていった母親を見つけた男。 「Helpless」「EUREKA」に続く「北九州サーガ」の三作目。ということらしいが「Helpless」は見ていなくて、「EUREKA」は見たけど内容はほぼ忘れていて、序盤はうまく話の…

「人魚ノ肉」 2015

★★★☆☆ 少年時代の坂本龍馬、岡田以蔵、中岡慎太郎の三人が共にでかけた浜辺で手に入れた、肉を食べると妖になり、血を飲むと不老不死となる人魚の血肉。それが岡田以蔵から新選組に渡り、隊員たちに様々な影響を及ぼしていく。 各章で登場人物が変わりながら…

「インビジブル・インフルエンス 決断させる力」 2016

★★★☆☆ 人々の決断を左右している見えない影響力、「社会的影響力」について、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの准教授である著者が解き明かす。 私たちの決断は、九九.九%までが他人によって方向づけられており、むしろ他人の影響を受けない意思決…

「フライングハイ」 1980

★★★☆☆ スチュワーデスの恋人を追って飛行機に乗り込んだ元軍人の男が、食中毒で倒れたパイロットに代わって操縦を任される。 「裸の銃を持つ男」シリーズのように細かいギャグが全編に散りばめられた映画。ちなみに「裸の銃を持つ男」の主役のレスリー・ニー…

「紀子の食卓」 2006

★★★☆☆ 東京への進学を父親に反対されたことから、家出して上京し、ネットで知り合った女と会うことになった女子高生。 正直、東京の大学に進学するのを反対しただけでこんな事になっちゃうの?という気はしてしまうが、突発的に家出してしまう女子高生。別に…

「盲獣VS一寸法師」 2001

★★★☆☆ 知人の娘が失踪し、明智小五郎に捜査を依頼する男。 原作の江戸川乱歩らしいおどろおどろしい奇妙な世界。きっと描きたかったのはこの部分なんだろう。低予算とはいいながら、かなり手が込んだセットになっていて見応えがある。 だからなのか、謎解き…

「ハムレット」 1600

★★★☆☆ 父親を殺して国王となり、母親を妃とした叔父に復讐を誓うハムレット。 クライマックスの復讐が、アンガールズがジャンガジャガしそうなほどわちゃわちゃしていてちょっと面白い。その他にも色々とツッコミを入れたくなる箇所はたくさんある。 ただ巻…

「ジャンヌ・ダルク」 1999

★★★☆☆ フランスの英雄、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた伝記映画。 史実をもとにしているから最後は悲しい結末になるにしても、それまでは痛快な彼女の活躍が見られるのかと思ったが、そうでもなかった。神様の使いという立ち位置なので自分の意志ではなく、…

「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」 2014

★★★☆☆ 恵まれた環境にいながら、破滅的なギャンブルばかりして多額の借金を抱えてしまった男。1974年のジェームズ・カーン主演の「熱い賭け」のリメイク。 ギャンブルで一攫千金を狙うのではなく、全部スるためにやっているような賭け方をする主人公。これじ…

「大鹿村騒動記」 2011

★★★☆☆ 村最大のイベントである大鹿村歌舞伎への出演を控えて落ち着かない男のもとに、駆け落ちした妻がその相手である幼馴染とともに戻ってくる。 駆け落ちしたのに、相手がボケてしまったからと旦那のもとに返しに来るのがすっとぼけていて面白い。実際にそ…

「劇場版 進撃の巨人 前編〜紅蓮の弓矢〜」 2014

★★★☆☆ 100年もの間、巨人の侵入を防いでいた城壁が破られ、巨人に母を殺された主人公は復讐を誓う。 普通のおじさんやおばさんの顔をした巨人たちが面白い。人間と同じ顔をしているだけに意思疎通が出来るような気になるのに全くそんなことはなく、こちらの…

「どん底」 1957

★★★☆☆ どん底の人間たちが住まう貧乏長屋に、一人の老人が加わる。 それぞれにそれぞれの理由があって、やがて同じ貧乏長屋で暮らすことになった住人たち。そんな彼らの悲喜こもごもの人間模様を、ほぼ長屋の中だけでまるで舞台のように描いている。しかしこ…

「穴」 2004

★★★☆☆ 「穴」をテーマにしたオムニバス作品。 映像の質の悪さ等で低予算感や、古臭さは感じさせるのだが、内容としてはどれもそんなに悪くはなかった。 「胸に開いた底なしの穴」 個人的にはあまり好みではなかった。もうちょっとおどろおどろしい感じが出て…

「キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男」 2011

★★★☆☆ 貧しい地域で生まれ育った男が、誇りを胸にやがて裏の世界でのし上がっていく。 逆にコミカルな雰囲気が出てしまっているタイトルだが、アメリカのオハイオ州クリーブランドで実際に起きたマフィア同士の壮絶な抗争を描いた物語。 貧しい地域で育ち、…

「ロックアウト」 2012

★★★☆☆ 宇宙に浮かぶ凶悪犯を収容する刑務所を視察した大統領の娘が囚人たちに捕らえられ、冤罪で収容される予定だったCIAの男が救出に向かう。 凶悪犯たちを地球外で冷凍睡眠させておくっていうのは面白いアイデアだが、刑期の間中、冷凍睡眠させておくって…

「ワイルド・ギャンブル」 2015

★★★☆☆ ギャンブルにのめり込む男が、カジノで出会った男と意気投合する。 それなりに勝てる力がありながら引き際を知らず、ついついのめり込んでしまって結局は負けてしまい、借金もかさんでどん底状態になっている中年の男。そして、そんな彼と意気投合する…

「まほろ駅前狂騒曲」 2014

★★★☆☆ しばらく子供を預かってほしいという依頼を引き受けることになった便利屋。 すっかり前作の内容を忘れているので、本上まなみと松田龍平、二人が演じる役柄の間に何があったのかとか、その他の登場人物たちについて等々、全く覚えていない。だけどあま…

「彼が二度愛したS」 2008

★★★☆☆ 深夜まで弁護士事務所で会計監査を一人行っていた男は、そこで働く弁護士の男に話しかけられ仲良くなる。 ヒュー・ジャックマンが自ら製作も行っているだけあって、自らの演技力を遺憾なく発揮できるような役柄になっている。自信にあふれるエリートサ…

「長州ファイブ」 2006

★★★☆☆ 幕末に藩命により密かにイギリスに渡った長州五傑(井上馨・遠藤謹助・山尾庸三・伊藤博文・井上勝)の現地での様子を描く。 長州ファイブといいながら割と早い段階で長州スリーとなり、ツーとなり、あっという間にワンになってしまった。五人をすべて…