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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「ピアノ・レッスン」 1993

★★★☆☆ 結婚のためピアノと共ににニュージーランドにやって来た口の聞けない女は、近所に住む男の家にピアノを教えるために通うようになる。 会ったこともない男と結婚するために、イギリスから遠く離れたニュージーランドまではるばるやって来るというスケー…

「空気人形」 2009

★★★☆☆ ファミレスで働くしがない男が所有するダッチワイフが、ある日人間の心を持ち動き始める。 人形が動き出す、というのはよくある話だが、子供のおもちゃは子供が寝静まった夜中に動き出すのに、大人のおもちゃは大人が働いている昼間に動き出すというの…

「ぱいかじ南海作戦」 2012

★★★☆☆ 失業と離婚を同時に味わったカメラマンが、一旦東京を引き払い、南の島で今後の人生について考えることにする。 30代後半にして大きな人生の岐路を迎えたカメラマンが、一路南の島に向かう。沖縄からさらに飛行機、小舟を乗り継いでたどり着くような島…

「白河夜船」 2015

★★★☆☆ 不倫相手の電話を眠りながら待つ女。 白河夜船 しらかわよふね 諺(ことわざ)。知ったかぶりをすること、または、ぐっすり眠り込んで、何が起こったか知らないことのたとえ。 白河夜船(しらかわよふね)とは - コトバンク とりあえずタイトルの「白河夜…

「フェイク・クライム」 2011

★★★☆☆ 流されるままに生き、いつの間にか刑務所に入ることになった男は、出所後、生き方を変えるために銀行から金を盗むことを思いつく。 キアヌ・リーブス演じる主演の男は不思議な男だ。人生に期待などせず、自己主張せず、だけど人が期待することには応え…

「I'M FLASH!」 2012

★★★☆☆ 飲酒運転で交通事故を起こし、ほとぼりが冷めるまで世間の目を逃れて暮らす新興宗教の教祖に、3人のボディガードがつけられる。 赤いスポーツカーでバイクと正面衝突し、相手は死んで、同乗していた若い女は植物状態という、どうせ信者を騙して儲けた…

「メモリーズ・コーナー」 2012

★★★☆☆ 阪神大震災15周年の事業の一環としてとしてフランスからやって来た女性記者は、視察した被災者用のアパートに住む一人の男が気になり、取材を始める。 震災で起きた悲しい出来事についての物語だろうと思って見ていて、予想は当たったのだが、全然方向…

「ブーベの恋人」 1963

★★★☆☆ 戦時中に死んだ兄と行動をともにしていた男ブーベと付き合い始める女。 イタリアの戦争直後の話で、今いち当時の社会的背景がわからない部分があるのだが、ファシストは戦争終結と共に消えて無くなったわけではなく、戦後も残っていて、ブーベは彼らと…

「恋愛だけじゃダメかしら?」 2012

★★★☆☆ 様々な事情を持つカップルの妊娠から出産までのドタバタを描く。 苦労の末にようやく妊娠したカップルや望まない妊娠をしたカップル、養子を迎えることにしたカップル、出産後の子供の育て方で揉めるカップルなど、一言で妊娠出産といっても様々な形が…

「ツィゴイネルワイゼン」 1980

★★★☆☆ 旅の途中で友人に出会った士官学校教授は、その夜呼んだ芸者から不思議な話を聞く。 映画の中心となる人物を演じる原田芳雄と藤田敏八、二人の異なる存在感がまず印象に残る。原田芳雄は何をしでかすか分からないような無頼漢で、藤田敏八は何事にも動…

「ギフト」 2000

★★★☆☆ 夫を亡くし特殊能力を使った占いをして3人の子供を育てている主人公は、失踪した女の居場所を占うよう依頼される。 特殊能力を持ったケイト・ブランシェット演じる主人公は、行方不明の女の遺体の場所を特定したことから、事件に巻き込まれていく。し…

「オーディション」 2000

★★★☆☆ 妻を亡くし男手一つで子供を育て、再婚を考え始めた男が、友人の協力を得てオーディションを開く。 建前上は映画のオーディションで、その実、中年男の再婚相手探し。傍から見ていたらなんでそれがうまくいくと思っているのか不思議だが、そういう勘違…

「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」 2014

★★★☆☆ 研修医として山奥の精神病院にやってきた男は、地下牢に入れられた多くの人を見つける。 新人の若い医者が迷いつつも辿り着いた精神病院は、医者と患者の関係がどこか不思議で、奇妙な雰囲気が漂っている。そして偶然見つけた地下牢の人間たちは、自分…

「完全なる報復」 2009

★★★☆☆ 強盗で妻と娘を殺したにも関わらず十分な証拠がないために軽い刑になった犯人と、司法取引を行った検察をはじめとする法の番人たちに報復を開始した男。 警察の不法捜査のせいで犯人が軽い刑になったら、被害者としてはたまらない。法律は被害者の事は…

「ヤング≒アダルト」 2011

★★★☆☆ 元恋人から結婚し子供が生まれたことを知らせるメールを受け取った女は、元恋人に会うために故郷に戻る。 退屈な故郷を出て、都会で作家として暮らす女。だけど何をやってもどこかに空虚さを感じている。そしてなぜか届いたかつての恋人からのメールが…

「友へ チング」 2001

★★★☆☆ 仲良しの4人組が成長して別々の道を歩みだし、やがて悲劇的な事件が起きる。 それぞれ家庭環境の違う4人の子供の頃から物語は始まる。中学で一度離れ離れになるが、高校で再開し再びつるむようになる。ヤンキー映画のようなエピソードが描かれるのだが…

「キャタピラー」 2010

★★★★☆ 戦争で四肢を失って帰国した夫に戸惑う妻。 冒頭からいきなりインパクトのある出だし。戦争では無事帰還か戦死の2択ではなく、当然こういうこともありえる。だけど想像していなかった姿で戻ってきた夫に、妻が冷静さを失うのは勿論理解できる。そりゃ…

「とらわれて夏」 2013

★★★☆☆ 逃亡犯に脅され、自宅で匿うことになった母子。 原題は「Labor Day」だが、悪くない邦題。まさに「とらわれて夏」。観たくなるようなタイトルかと言われるとそうでもないが。 逃亡犯と恋に落ちるというよくありがちな展開だが、この逃亡犯がナイスガイ…

「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」 2012

★★★☆☆ 瀕死の重傷を負いながらも奇跡的に回復し、戦車の気持ちが分かる不思議な能力を手に入れた戦車兵が、神出鬼没の謎の敵国の戦車「ホワイトタイガー」の撃破を命じられる。ロシア映画。 ほとんど戦車のことは分からないが、この映画は戦車がメインの戦争…

「映画は映画だ」 2008

★★★☆☆ 撮影中に共演者と問題ばかりを起こし、誰も共演してくれなくなった役者が、偶然知り合った元役者志望のヤクザの男を引き込んで、映画撮影を続行する。 あらすじだけを聞くとコメディかと思ってしまうが、割と真面目な男臭い映画に仕上がっている。映画…

「エイリアン3」 1992

★★★☆☆ 地球に帰還中の宇宙船で事故が発生し、脱出艇により流刑惑星に辿り着いた主人公は、そこで再びエイリアンと戦うことになる。 前回の戦いを終え、地球に戻る途中での出来事。前回も同じようなスタートで、まったく主人公は休ませてもらえない。もしかし…

「モンスターズクラブ」 2012

★★★☆☆ 雪山の小屋に籠もり、大企業に爆弾を送り付ける青年。 ほぼ独白と亡霊との対話で物語は進行する。世の中に不満を覚え、人里離れた山小屋で自給自足の孤独な生活を営んでいる主人公。完全なる世捨て人のように思えるが、でもやっぱり窪塚洋介演じる男が…

「誘拐の掟」 2014

★★★☆☆ 人質を殺し金を奪った誘拐犯を探すよう依頼された元刑事の私立探偵。 過去に心の傷を抱え、どこか疲れた表情の私立探偵を演じるリーアム・ニーソン。なんかこんな感じの役が多いのはなんでだろう。もともとが憂いを帯びた顔だからか。切ない顔をしなが…

「キツツキと雨」 2012

★★★☆☆ 山仕事に向かう途中で映画撮影班と出会い、いつの間にか彼らの撮影に巻き込まれていく男。 最初は田舎の人間特有の人の良さで、映画スタッフに半ば無理やり手伝わされ、しかしやがて映画づくりの面白さに目覚めて、積極的に協力するようになる男。そん…

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」 2001

★★★☆☆ 弱点をなくそうとするのではなく、自分の強みを伸ばすことで人生を切り開いていくことを説く。 自分や他人を評価する時、とかく人は弱点を気にしがちだ。あれは良いけどここは駄目だ、というように。だから弱みをなくそうと人は努力する。だけど、苦手…

「フライボーイズ」 2006

★★★☆☆ アメリカが第一次世界大戦に参戦する前に、フランス空軍の外人部隊のパイロットとしてドイツと戦ったアメリカの若者たち。 飛行機が誕生してから20年も経たないうちに、すでに軍事利用されて互いに殺し合っているって、凄まじい進化だ。戦争は人類を進…

「女子ーズ」 2014

★★★☆☆ 地球の平和を守るため、テキトーに選ばれた女子5人。 ヒーロー物のコントのようなもので、どこか昔「ごっつええ感じ」でやっていたゴレンジャイを思い出させる。とりあえず桐谷美玲、高畑充希、有村架純と女優陣が豪華なので見ていられる。 ゴレンジ…

「闘争領域の拡大」 1994

★★★☆☆ 自社のソフトウェアの研修を行うために、フランス各地に同僚の男とともに出張することになった男。 ストーリーがあるのかないのか分からないような日常が積み重ねられていく。そしてそこでは主人公の観察と考察が目まぐるしく行われている。ただし、常…

「珍遊記」 2016

★★★☆☆ 傍若無人の振る舞いをする男が、僧侶の法力によリ大人しくさせられ、お供をすることになる。 決して面白いわけでもなく笑えるわけでもないのに腹が立たないのは、最初からハードルが低くなっているから。もともとよく実写映画化なんかする気になったな…

「オートマタ」 2014

★★★☆☆ プログラムされた制御機能に反して自らを修復するロボットが見つかり、ロボット会社の保険調査員が調査に乗り出す。 どこか陰鬱な空気を漂わせながら物語は進む。ロボットが人間の規定する範囲を超えて動き出したらどうなるか?というような割とベタな…