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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 2010

★★★☆☆ アル中で家族に暴言、暴力をふるい離婚された男が、再び家族と暮らすために依存症の治療を受けることを決意する。 血を吐いて入院して、もう酒はやめると決断して、それで簡単にやめられないのが依存症なわけだが、主人公がちょっとぐらいいいかとビー…

「シャッター アイランド」 2010

★★★☆☆ 行方不明となった犯罪者の捜査のため、収容されていた精神病院のある孤島を訪れた連邦捜査官。 冒頭とエンディングが全く違う話になってしまっていて面白い。物語の核となるかと思われた行方不明者の捜索があっさり終わって、その次は捜査官の別の目的…

「極道大戦争」 2015

★★★☆☆ 生き血を吸った相手がやくざになってしまうという「ヤクザ・ヴァンパイア」になってしまった男が、殺された親分の仇を討つために動き出す。 色々とメチャクチャなことになっていて面白い。カタギからのみかじめ料を一般人から生き血を絞って生きている…

「カケラ」 2010

★★★☆☆ 女子大生がカフェで、見知らぬ女から声をかけられる。 女の子のリアリズム、とか言われても良く分からないが、普段映画を見ていても出てこないようなシーンが敢えて描かれていて、これらのことなのかも知れない。女が表であまり見せないから、男の監督…

「COP CAR/コップ・カー」 2015

★★★☆☆ 家出した少年二人が、森の中で見つけたパトカーを盗み出す。 「スタンド・バイ・ミー」を思い出すような、少年二人が延々と歩きつづけるシーンから始まる。しかし、森の中で無人のパトカーを見つけた事から、様相は変わってくる。 パトカーを盗まれた…

「ハングリー・ラビット」 2012

★★★☆☆ 妻が襲われ悲嘆に暮れる夫に、謎の組織から犯人の殺害を持ちかけられる。 謎の私刑組織に頼ってしまったばかりに、事件に巻き込まれてしまった主人公。見返りに組織への協力を強要される。タダほど高いものは無いという見本のような展開。ヤクザのやり…

「トリプル9 裏切りのコード」 2016

★★★☆☆ 子どもを人質に取られ、組織に無理難題の仕事を押し付けられた武装集団は、警察の目を逸らすある作戦を思いつく。 武装集団のメンバーたちがどういう経緯で犯罪者になったのかは分からないが、まさかサラリーマンみたいに指示に従って仕事をこなすよう…

「となりの車線はなぜスイスイ進むのか? 交通の科学」 2008

★★★☆☆ 個人的には渋滞しやすい道路とか、交通事故が起きやすい場所のメカニズムを色々と知りたかったが、どちらかと言うと、ドライバーの心理に焦点をあてて、交通について書かれた本。 譲り合いを渋るドライバー、「互恵的利他主義」に基づく関係を持ちたが…

「ラスト・ブラッド」 2009

★★★☆☆ 怪物を探索するため、米軍基地内のアメリカンスクールに送り込まれた少女。 物語の詳細は正直良く分からなかったが、激しいアクションで魅せる映画。勢いはあるが、深みはない。勢いがあるのはいいが、もう少し緩急はつけてほしかった。総集編的な映画…

「蜜のあわれ」 2016

★★★☆☆ 老作家と彼が擬人化した金魚。 老作家が飼っている金魚を擬人化して戯れる幻想的な映画。金魚を見て老人がいろんな妄想を掻き立てているなんてまさか思わない。この作家が特殊なのか、普通だけど誰も言わないだけなのか。 金魚役の二階堂ふみの奔放な…

「ザ・ガード 西部の相棒」 2011

★★★☆☆ アイルランドの小さな町の警察官が、麻薬取引の捜査のためにやって来たFBI捜査官と事件解決に挑む。 小さな町の組織に都会の人間がやってくる、という構図の物語はよくあって、大抵は最初は対立するが、やがては互いを認め合い、最終的には協力しあう…

「ノルウェイの森」 2010

★★★☆☆ 高校時代に自殺した友人の恋人と偶然再会した大学生。 村上春樹のベストセラー小説の映画化。それから考えるとそんなに悪くはない出来ではある。途中から、女性陣が発情したかのように性的な言葉を連発して戸惑うが、それも村上春樹の小説が原作だと考…

「世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと」 2017

★★★☆☆ 生産性向上に情熱を傾ける生産性オタクが、一年間あらゆる手法を試した結果わかったことをまとめた本だが、どちらかというと体験談を読みたかった。書かれていないわけではないが、自説を述べることに重きが置かれている。 この本ではその結果を踏まえ…

「INNER VOICE」 2018

真心ブラザーズ ★★★☆☆ リード曲「メロディー」は、イメージがどんどん広がっていき、収拾がつかなくなっていくような、即興感のある感じで何度も聞きたくなる曲に仕上がっている。全曲を一発録りしたとのことで、よく聞くと時々声が笑っていたりと、空気感ま…

「ロンドン・ブルバード LAST BODYGUARD」 2010

★★★☆☆ 出所し、カタギの生活をしようと元女優のボディガードの仕事を始めた男は、ギャングのボスに仕事を手伝うようしつこく付きまとわれる。 タイトルと隠遁生活を送る元女優という設定は、「サンセット大通り(Sunset Boulevard)」を連想させる。が、それ…

「カオス」 2000

★★★☆☆ レストランで夫婦で食事した後、妻が誘拐されるという事件が起きる。 普通の誘拐事件かと思いきや狂言誘拐で、狂言事件かと思いきや・・・と観客を翻弄するような映画。時系列も入れ替えられており、巧みに情報を小出しにしながら展開していく。あまり…

「俺はまだ本気出してないだけ」 2013

★★★☆☆ 会社を辞め、ダラダラと暮らしていた中年男が、漫画家になることを決意する。 タイトルから、こんな事を言う奴は口だけで、何もしない相当なダメ人間なんだろうと思って見始めたのだが、全然違った。漫画家になると決めたらちゃんと漫画を描いているし…

「映画「深夜食堂」」 2015

★★★☆☆ 深夜だけ営業する食堂の主人と、そこにやってくる客たちの人間模様。人気ドラマの映画化。 ドラマは1、2話を見た程度。映画も含めて、個人的には善人しか出てこない世界に欺瞞を感じてしまって、あまり好きになれない。おとぎ話的に楽しめることが出来…

「ベネファクター/封印」 2016

★★★☆☆ 同乗していた車の事故で親友の夫妻を亡くし、失意で引きこもっていた大富豪が、結婚して戻ってきた親友の娘のために、再び外に出るようになる。 タイトルの「ベネファクター(benefactor)」は、金銭的な後援者や慈善事業家といった意味。ただ、その後…

「アドレナリンドライブ」 1999

★★★☆☆ ひょんな事からヤクザの大金を手に入れた面識のなかった男女が、追っ手から協力して逃げる。 主演の二人が成り行きでヤクザから大金を奪って共犯者となり、協力しあって迫りくる追っ手をかわそうとしている前半は緊迫感があって見入ってしまった。そし…

「バニシング・ポイント」 1971

★★★☆☆ 新車の陸送中のドライバーが、知人との賭けのために警察の制止を振り切り運転を続けたことから、いつの間にか多くの人の注目を集め始める。 アメリカの広大な大地を車が疾走するだけ、と言ってもいいような映画ではある。運転する主人公はほぼセリフも…

「の・ようなもの のようなもの」 2016

★★★★☆ タニマチの要望に応えるために、行方不明の師匠の弟弟子を探すよう命じられた若手落語家。 主役は松山ケンイチに移ったが、前作で落語家を演じた役者陣が、35年の時を経て再び出演している。尾藤イサオやでんでんといった、老けはしたが変わらないメン…

「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略」 2016

★★★☆☆ ロンドンビジネススクールの二人の教授による、新しい時代の新しい生き方の解説。 人類の平均寿命が伸び、100歳を超える人も珍しくなくなってきた。先進国で今生まれる子供は、50%の確率で105歳以上まで生きるという。このような時代では、これまでの…

「危険なメソッド」 2011

★★★☆☆ 精神分析学の祖フロイトとユング、そしてその二人に影響を与えた女性、ザビーナ・シュピールラインの物語。 フロイトとユングという二人の精神分析の大家の間に、一人の女性がいたことを初めて知った。彼女の数奇な運命だけでも、好奇心をそそられる。…

「の・ようなもの」 1981

★★★☆☆ 若手落語家とその兄弟弟子たちの日々。 40年近く前の作品で、当然ながら今も活躍する出演者たちが皆若い。そして、映る景色に時代を感じる。飲んでる飲料や食べているお菓子のパッケージ、紙幣や景色など、当時はなんでもないモノたちばかりなのだろう…

「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」 2011

★★★☆☆ 赤塚不二夫とその担当編集者となった女性新入社員。 赤塚不二夫を演じる浅野忠信が登場した時は、キツいかな、と一瞬思ったが、見ているうちに違和感はなくなっていった。流石だ。 赤塚不二夫のハチャメチャぶりを表すために、堀北真希演じる新人の担…

「やってのける 意志力を使わずに自分を動かす」 2013

★★★☆☆ 社会心理学者によるモチベーションと目標達成のための本。 やるべきことは分かっているのに、なかなか腰が重く動けないっていうのはよくあることで、なんとかしなければと思いつつも、それでも出来ない。そういった事をテーマにした本は多く出ていて、…

「ピアノ・レッスン」 1993

★★★☆☆ 結婚のためピアノと共ににニュージーランドにやって来た口の聞けない女は、近所に住む男の家にピアノを教えるために通うようになる。 会ったこともない男と結婚するために、イギリスから遠く離れたニュージーランドまではるばるやって来るというスケー…

「空気人形」 2009

★★★☆☆ ファミレスで働くしがない男が所有するダッチワイフが、ある日人間の心を持ち動き始める。 人形が動き出す、というのはよくある話だが、子供のおもちゃは子供が寝静まった夜中に動き出すのに、大人のおもちゃは大人が働いている昼間に動き出すというの…

「ぱいかじ南海作戦」 2012

★★★☆☆ 失業と離婚を同時に味わったカメラマンが、一旦東京を引き払い、南の島で今後の人生について考えることにする。 30代後半にして大きな人生の岐路を迎えたカメラマンが、一路南の島に向かう。沖縄からさらに飛行機、小舟を乗り継いでたどり着くような島…