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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

新書

「永田鉄山と昭和陸軍」 2019

★★★★☆ あらすじ 昭和陸軍の逸材と言われながら「相沢事件」で斬殺された永田鉄山。なぜ彼が暗殺されたのか、そしてもし彼が殺さなければその後の戦争はどうなっていたのかを検証する。 永田鉄山 - Wikipedia 感想 永田鉄山という人物のことは最近知って、陸…

「映画と本の意外な関係!」 2017

★★★★☆ 内容 あの映画の中に登場した本は何を意味していたかなど、映画と本の様々な結びつきについて紹介する。 感想 映画の中で登場した本が気になって読んだり、その逆に本の中で挙げられていた映画を観たりと、数珠つなぎに作品に接していくのは個人的に好…

「大人のための昭和史入門」 2015

★★★☆☆ 内容 昭和史の主な出来事を、最新の研究に基づいて読み解いていく。 感想 タイトルには「大人のための」とあるが、大人なら常識的に持ってるはずの知識を前提に、という意味なら、その前提となる歴史知識が深すぎるような気がする。単純に自分が大人の…

「はじめて読む聖書」 2014

★★★★☆ 内容 どのように聖書と接してきたのか、 作家や批評家、聖書学者などが語る。 感想 それぞれが語る内容がどれも興味深く面白かった。聖書をただの宗教書としてだけ見るのはもったいない。世界最大のベストセラーであり、2千年近く読み継がれているのは…

「教養としての聖書」 2015

★★★★☆ 内容 聖書の中から六つの書をピックアップしてダイジェストで解説した本。著者が行った講座の内容をもとにして書籍化。 感想 聖書がいくつかの書からなっているという事すら知らなかったので、めちゃくちゃ勉強になった。しかし、映画やテレビで見る宣…

「平賀源内「非常の人」の生涯 」 2020

★★★☆☆ 内容 江戸時代の才人、平賀源内の伝記。 感想 「土用の丑の日」のキャッチコピーを考えたとか、エレキテルだとか、平賀源内という人の名前は色々なところで聞く。多才な人だったというのは知っていたが、じゃあ結局、主に何やってる方?と問われればよ…

「1998年の宇多田ヒカル」 2016

★★★★☆ 内容 日本で最もCDが売れた年、1998年にデビューした宇多田ヒカルら4人の女性アーティストについて考察する。 感想 1998年は宇多田ヒカルが「Automatic」で鮮烈にデビューした年。しかし、椎名林檎やAiko、浜崎あゆみも同じ年にデビューしているという…

「マイ仏教」 2011

★★★☆☆ 内容 著者が仏教に興味を持った経緯や関わり、著者なりに理解した仏教が語られる。 感想 まず著者と仏教の関係が描かれる。最初は仏像から入り、次第に教義などにも興味を示していく。京都育ちという地の利もあるが、彼をマニアックに突き詰めていくス…

「私とは何か 「個人」から「分人」へ」 2012

★★★★☆ 内容 社会との関係を「個人」という単位で考えていることが、我々を苦しめているのではないかと考え、新たな単位「分人」で捉える「分人主義」を提案する。 感想 仮面をつけた自分だとか、本当の自分だとか考えるから人は苦しくなる。様々な場面で見せ…

「感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか」 2016

★★★☆☆ タイトル的に行動経済学的な話かと思っていたら、ほぼ政治的な話が中心だった。それは著者が政治社会学者なんだから、プロフィールを見て気付けよという話ではあるが。ただそういった視点で社会や政治を見ていくというのも面白い。 p.126 労働力として…

「脳は、なぜあなたをだますのか 知覚心理学入門」 2016

★★★☆☆ 内容 知覚が起こす錯覚、人が理性的に振舞っているようで実はそうでないことが分かる実験の結果や事例を紹介する。 感想 選挙は候補者の顔でほぼ決まるとか、空腹や疲れを感じていると人に対して厳しくなるとか、なかなか興味深い話が出てくる。 中で…

「マインド・コントロール 増補改訂版」 2016

★★★★☆ 興味深く読めた。マインドコントロールにかけられた人は被害者として捉えがちだけど、本来の自分が嫌で自ら積極的にコントロールされようとしている人もいて、その人はその方が幸せだったりするとか、なかなか考えさせられる。そもそも思想や心情なん…

「言ってはいけない 残酷すぎる真実」 2016

★★★★☆ ここに書いてあるすべてが残酷すぎるってわけでもなかったけど、遺伝は残酷な部分がある。犯罪者になる遺伝子を持っているなんて言われたらつらい。これに対して感情論のみで異を唱えたり、逆に積極的にそんな人間は事前に排除しようなんて動きが出て…

「すべての疲労は脳が原因」 2016

★★★☆☆ 感想 疲れの原因が脳、というところではなくて、その対応策がとても役に立ちそうだ。特に今後は鳥の胸肉をガンガン食べてみることにした。イミダペプチドが効くらしい。 日本予防医薬 イミダペプチド ソフトカプセル 84粒 出版社/メーカー: 日本予防医…

「戦略がすべて」 2015

★★★★☆ 著者 瀧本哲史 戦略がすべて (新潮新書) 作者: 瀧本哲史 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (12件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「全面改訂 ほったらかし投資術」 2015

★★★☆☆ 著者 山崎元/水瀬ケンイチ 全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者: 山崎元,水瀬ケンイチ 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/06/12 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 関連する作品 bookcites.hatenadiary.com // bo…

「アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!」 2013

★★★☆☆ 著者 溝口徹 アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! (青春新書INTELLIGENCE) 作者: 溝口徹 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2013/02/02 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣」 2011

★★★☆☆ 感想 食べ物に注目してこういう内容の事が語られる事はあまり無かった気がするので、意義がある。なんでもかんでも食べ物のせいにしてはいけないが。 ただ最近意識して食生活を変えてみてるのだが、特に効果は感じられていない。そして最終的には、結…

「梅棹忠夫 語る」 2010

★★★★☆ 内容とは関係ないが、所々に太文字を使っているのがイラついた。ここ良いこと言ってますよって事なのだろうが、そんなの自分で判断するから。 著者 梅棹忠夫 聞き手 小山修三 梅棹忠夫 語る (日経プレミアシリーズ) 作者: 小山修三 出版社/メーカー:…

「臆病者のための億万長者入門」 2006

★★★☆☆ これ読んでも億万長者になれる気が全然しない。どちらかというと資産を守るためにはどうすればいいかって事に、重心が置かれている。そして手持ちのカードを確認し、状況を把握することが大事と。確かに臆病者には最適な守りではあるんだけど、億万長…

「続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法」 1995

★★★☆☆ 言うほど時間に困ってないので、あまり実践できそうもないけど、忙しい人は大変だなと。 時間の無駄を省くには、慣習を破っていかないといけない事がきつい。挨拶もなしに失礼な奴だとか、もてなしの心を迷惑そうに受け取りやがってとか、そんな相手の…

「知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代」 2014

★★★★☆ 感想 前半の長々と知性と知能の違いを説明するくだりは、若干くどく感じた。こんなに説明を要する読者を対象にしているのだったら、知性には知能も必要だという事も同じくらい強調しておいた方がいいのではないのかと心配になる。「知性を磨く」だけを…

「論理的思考と交渉のスキル」 2003

★★★★☆ 感想 交渉のスキルの箇所でなるほどな、と思ったのは、勝手に相手に期待しない、という事。こちらは誠実に対応しているのだから相手もそうであるべきとか、これだけ論理的に筋道立てて説明しているのだから納得するべき、とか確かに勝手に相手に期待し…

「悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東」 2014

★★★☆☆ 感想 登場する三人の頭角の表し方は三者三様で、結局こういうのは運とか巡り合せとか、不確実な要素によるところが大きいんだなという印象。もちろん、みんな野心は強かったのだろうが。だから今、世に溢れている成功談も鵜呑みにしちゃダメだなという…

「アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために」 1999

★★★★☆ 感想 心理学というよりもまるで自己啓発の本のよう。自分の人生なのだから、自分の住みよい世界で自分のために生きなければならない。当たり前のことなのだが、実際は誰かや何かのせいにして、不満を抱えて生きている。 この本を読むと自由な気分にさ…

「テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る」 2014

★★☆☆☆ このタイトルに興味があったので手に取ってみたが、どちらかというと副題の方にページが割かれている。まぁ新書はメインタイトルで読者を釣って、副題で本の内容を伝えることが多いので仕方がないが。 個人的にはどこから来て、普段何をやっていて、ど…

「「超」整理法―情報検索と発想の新システム」 1993

★★★★☆ 感想 最初の封筒を使ってのくだりは興味深い。パソコンについての話は今となっては全然役に立たないが、その思想は現在でも使える。20年でパソコンの世界はものすごい発展したんだと、この本の趣旨とは違うところで感心した。 まだパソコンが爆発的に…

「哲学入門」 2014

★★★★☆ 感想 ちゃんと哲学に触れる機会もなかったので、哲学は孤高の立場で、言葉だけいじくりまわしているだけだと思っていたが、随分と科学的な事に驚いた。科学の進化が哲学に影響を与えているなんて意外だった。 // 著者 戸田山和久 哲学入門 (ちくま新書…

「物語 財閥の歴史」 2014

★★★☆☆ 感想 開国して日本が世界と伍するためには、財閥のような存在が必要だった。そんな財閥にも紆余曲折があり、生き残るものもあり、消えてなくなってしまうものがあった。 そしてその影響が、現在の日本企業の特殊性となっている。正直それがいい事なの…

「知的生活の方法」 1976

★★★★☆ 感想 著者の知的生活の方法を綴ったものであって、読者にこうしろ、と勧めたものではない。なので、なるほどと思ったことは取り入れて、そうでないものは忘れてしまえばいい。 こういう知的好奇心を探求する生活というのは、歳をとればとるほど知識が…