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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「最後の命」 2014

★★★☆☆ あらすじ 久しぶりに会った幼馴染の友人が、連続婦女暴行犯であることを知った大学生の男。 感想 幼い頃に遭遇した事件によってトラウマを与えられてしまった幼馴染の二人。だが同じ現場にいながら二人が違う光景を見ていたというのは興味深い。主人公…

「白雪姫と鏡の女王」 2012

★★★★☆ あらすじ 継母に城を追い出されてしまった白雪姫。 感想 継母役のジュリア・ロバーツがいい感じで悪役を演じている。白雪姫を何度も殺そうとするので実際のところはかなりあくどいのだが、それを上手くオブラートに包みこみ、ファンタジー色を損なわな…

「「バカ」の研究」 2020

★★★★☆ 内容 心理学、行動経済学、哲学、人類学など、各界を代表する知識人たちによる「バカ」の考察。原書はフランスで出版された。 感想 タイトルからして刺激的だが、全編にわたって何度も「バカ」という言葉が登場してなかなか壮観。特に冒頭の編者による…

「喜劇 一発勝負」 1967

★★★☆☆ あらすじ 勘当されて家を出て行った旅館の長男が10年ぶりに戻ってきて、一攫千金を狙った温泉掘りを始める。 感想 コメディ映画だが、どこか冷めた部分を感じる映画。主人公の葬式はやり過ぎ感があるし、駄目な主人公が成功してしまうのはコメディのお…

「グリフターズ/詐欺師たち」 1990

★★★☆☆ あらすじ 詐欺で生計を立てる男は、同じく詐欺師である恋人と母親の対立から揉め事に巻き込まれていく。 感想 タイトルから痛快なペテンの物語を想像してしまうが、実際は詐欺師たちの人間ドラマといった様相のストーリー。なので「スティング」的なも…

「ハードロマンチッカー」 2011

★★★★☆ あらすじ 逮捕されたという知り合いの真相を探っているうちに、大きな騒動を引き起こしてしまった男。 感想 主演の松田翔太が良い存在感。線の細いシルエットが、いかにもケンカが強そうなヤバい奴感を醸し出していた。その他の出演陣も豪華で、皆が良…

「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」 1986

★★★★☆ あらすじ 片親で貧しい家庭の女子高生が、裕福な同級生と恋仲になり、卒業パーティーに誘われる。 感想 貧乏な少女が金持ちのお坊っちゃんに見初められ、彼女に恋心を抱く幼馴染の助力もあって、身分の差を乗り越えた恋愛を成就させる、というまるで少…

「暗いところで待ち合わせ」 2006

★★★☆☆ あらすじ ひとり暮らしの盲目の若い女性の家に、ある事件で警察から逃亡中の容疑者が潜入し、暮らし始める。 感想 盲目の女性の家に潜伏し、奇妙な同居生活を送る男、というストーリーは、アイデアとしては面白いのだが、色々と残念な部分の多い映画。…

「007 スカイフォール」 2012

★★★★☆ あらすじ 潜入中の諜報員たちの情報が盗まれ、その首謀者を追うジェームズ・ボンド。シリーズ23作目。ダニエル・クレイグ版の3作目。 感想 組織存続の危機の中、奮闘するジェームズ・ボンド。ミッション・インポッシブルもそうだったが、今どきスパ…

「湖畔の愛」 2018

★★★★☆ あらすじ 主人公が勤める湖畔のホテルで巻き起こる数々の騒動。 感想 巻末の解説で吉本新喜劇的と評されていたが、確かにあの舞台でやっていそうな物語である。同じ設定、同じキャラで繰り広げられる物語。抱腹絶倒というわけではないが、それなりに笑…

「ロスト・イン・北京」 2007

★★★★☆ あらすじ 勤め先のオーナーと関係を持ってしまった既婚の女は、身ごもったことを知る。 感想 主人公が夫とオーナー、どちらが父親か分からない子供を身ごもってしまった事がすべての始まり。ただ誰が悪いとも言い切れないのが、なんとも言えないところ…

「パラダイス・ナウ」 2005

★★★★☆ あらすじ パレスチナ。自動車修理工場で働く二人の男は、ある日、自爆テロの実行犯に選ばれたと告げられる。 感想 何でもない普通の一日が終わろうとする時、誰かに突然「明日の自爆テロの実行犯に選ばれたからよろしく。」と言われて、即答で「喜んで…

「友罪」 2018

★★★☆☆ あらすじ 町工場で働くことになった元マスコミの男は、同じ日に働き始めた同僚がかつて世間を騒がせた少年犯罪の犯人だという事に気付く。 感想 最初、佐藤浩市演じるタクシー運転手は、瑛太演じる元少年Aの父親なのかと思っていたがそうではなくて、…

「ハワーズ・エンド」 1992

★★★☆☆ あらすじ 「ハワーズ・エンド」に別荘を持つ実業家のもとに、後妻として嫁いだ女。 感想 「ハワーズ・エンド」という土地がカギとなり、巡り巡る群像劇。だからといってこの土地が常に皆の中心にあるというわけではなく、無意識下にあって時々浮上して…

「デンデラ」 2011

★★☆☆☆ あらすじ 姥捨て山に捨てられた老女は、そこで老婆たちが共同生活を行なっていることを知る。 感想 姥捨て山に作られた共同体「デンデラ」の一員となった主人公。リーダーが自分たちを捨てた村の奴らを襲う、と言っていたので、「八つ墓村」的になるの…

「昭和の犬」 2013

★★★☆☆ あらすじ 戦後に生まれた女性の犬との関わりを中心とした半生。直木賞受賞作。 感想 一匹の犬と飼い主の関係を描いた物語ではなく、その時々に主人公の身近にいた毎回違う犬との話が描かれていく。それは家で飼っている犬だったり、近所や下宿先で飼わ…

「オーバードライヴ」 2013

★★★★☆ あらすじ おとり捜査で麻薬の密売人に仕立て上げられた息子の罪を司法取引で軽減させるため、麻薬組織に近づく主人公。実話を基にした物語。 感想 使いようによってはとても有効である司法取引や密告制度、おとり捜査の負の部分を描いた作品。そもそも…

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」 2018

★★★☆☆ あらすじ 毎回、家に帰ると妻が死んだふりをしていて戸惑う夫。 感想 タイトルでネタバレしてしまっているので、タイトル通りの事をされてもインパクトは全くない。嬉々として死んだふりをする榮倉奈々演じる妻は可愛らしいが、それも一瞬で、面白いと…

「いつも2人で」 1967

★★★★☆ あらすじ 結婚した夫婦の12年間の軌跡。 感想 一組の夫婦の出会いからの12年間が描かれる。そこに描かれるのは、最初は楽しく幸せだが、結婚、子育てを経て、やがていがみ合い会話もなくなっていく、世界中どこにでも見られそうなありふれた夫婦の姿。…

「すべては海になる」 2005

★★☆☆☆ あらすじ 愛が分からず生きづらさを感じる書店員の女性と、家庭崩壊を立て直そうとする男子高生が出会う。 感想 吉高由里子に安藤サクラ、広瀬アリスと、今見ると豪華な女優陣が脇で出演している。それに要潤や松重豊らのいつも通りの安定感のある演技…

「見えない暗闇」 1995

★★★★☆ あらすじ 妻の浮気相手に暴力を振るい、殺してしまったかもしれないと怯える男。 感想 世の中、みんな分かったような顔をして歩いているが、その実、知っている事なんてごくわずか。日々やっている事のほとんどは全く合理的でなかったりする。妻に浮気…

「間違えられた男」 1956

★★★☆☆ あらすじ ある日突然、身に覚えのない容疑で逮捕されてしまった男。 感想 訪れた保険会社で、以前起きた強盗事件の犯人と勘違いされて通報・連行されてしまった主人公。戸惑いながらも警察の指示に従っていたら、何がなんだかよく分からないままに、あ…

「金田一耕助の冒険」 1979

★★★☆☆ あらすじ 捜査するも未解決となっていた、かつての事件を再捜査することになった主人公・金田一耕助。 感想 金田一耕助シリーズを中心としたパロディー映画。当時の流行などをパロディーにしているのだが、正直、今となっては元ネタが分からず、良く分…

「ガラスの街」 1985

★★★☆☆ あらすじ 間違い電話をそのまま受けて、探偵の仕事を引き受けることになった作家の男。 感想 虐待していた父親が自分を殺しに戻って来るので助けて欲しい、という間違い電話の依頼をそのまま受けてしまった主人公。主人公は家族を失って絶望し、人との…

「ミッシング ID」 2011

★★★☆☆ あらすじ ある日、行方不明の子供たちを掲載する情報サイトで、自分の幼少期の写真を発見した裕福な家庭の高校生男子。 感想 だらだらと物語が始まり、いつの間にか本題へと入って行く流れで、メリハリがなく、なんとなく気持ちが落ち着かない展開が続…

「ダイアモンドは傷つかない」 1982

★★★☆☆ あらすじ 予備校時代の講師の愛人となった女子大生。 感想 好きになった予備校講師の男には、妻の他に愛人までいる事も知っていたのに、二人目の愛人となった主人公。それなのに、男の奥さんや愛人に嫉妬しているのが正直よく分からないが、それも若さ…

「スパイ・レジェンド」 2014

★★★★☆ あらすじ 引退した元CIAエージェントは、ロシアで諜報活動中の女性を救出して欲しいとの依頼を受ける。 感想 テンポよく展開し、ちょっとした驚きも何個か用意されていて、ダレることなく楽しめる映画。ほぼ主人公が逆境に陥ることなく物語は進むが、…

「ええじゃないか」 1981

★★★★☆ あらすじ 幕末、アメリカから日本に戻って来た元農民の男は、芸人となった妻のいる両国で共に暮らし始める。 感想 泉谷しげる演じるアメリカ帰りの男とその妻である桃井かおり演じる女芸人の二人を中心にして、幕府や薩長、そしてその間でうごめく政商…

「シンコ・エスキーナス街の罠」 2016

★★★★☆ あらすじ 政治が腐敗し、テロがはびこるフジモリ政権下のペルーで、スキャンダル写真で世間を騒がすことになった富豪。 感想 全然知らなかったが、ペルーでフジモリ氏が大統領に当選した時、次点だったのは、後にノーベル文学賞も受賞したこの本の著者…

「バックトレース」 2018

★★☆☆☆ あらすじ 銀行強盗で得た大金を隠した後に記憶喪失になってしまった男と、彼を脱獄させ大金のありかを聞き出そうとするグループ。 感想 マシューモディーン演じる主人公たちが銀行強盗後に仲間割れして殺し合い、そのままその後が描かれていくのかと思…