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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「黒いドレスの女」 1987

★★★★☆ あらすじ 裏の稼業を持つバーテンダーの元に、黒いドレスを着た謎の女が現れる。 感想 主演とされる原田知世は、黒いドレスを着た謎の女役。ただ謎の女がいつまでたってもミステリアスだとにっちもさっちもいかないので、相手役のバーテンダーを演じる…

「インテリア」 1978

★★★☆☆ あらすじ 完璧を求める妻に嫌気がさした夫が別居を申し出て、動揺する妻と三人の娘たち。 感想 自分が最善だと思う事を家族に押し付けて生きてきた女性。その象徴が、彼女の見立てで完璧に調えられたインテリアということだろう。しかし、完全なる善意…

「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」 2016

★★☆☆☆ あらすじ 読者から寄せられた心霊体験に興味を持ち、調べ始めた小説家。 感想 女子大生が話すマンションの一室で起こる心霊現象に興味を持った小説家。そこで起きた過去の出来事を調べているうちに、部屋からマンション全体、そして土地の歴史を遡るよ…

「マネーモンスター」 2016

★★★★☆ あらすじ 人気経済エンタメ番組の生放送中に、番組のせいで大損をしたという男が乗り込んでくる。 感想 冒頭はテレビ番組の生放送開始前のスタジオの様子が描かれる。皆が色々と段取りを確認したりしている中、余裕しゃくしゃくの様子で軽口を叩きまく…

「超芸術トマソン」 1987

★★★★☆ 内容 建物に加えられた変更により塞がれた門や窓、上った先に何もない階段など、実用的な用途がなくなったにもかかわらず、なぜか保存されている無用の長物を「超芸術トマソン」と命名し、報告された全国のトマソンを紹介する。 トマソン - Wikipedia …

「ゴールデン・スパイ」 2013

★☆☆☆☆ あらすじ 盗まれた絵画の行方を追うスパイとその前に立ちはだかる謎の美女。 感想 「ミッション・インポッシブル」的なクールな大作スパイ映画を目指したのだろう。でも、最高にカッコいい映画を作ろうとして、最高にダサくなってしまったという割とよ…

「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」 2011

★★★★☆ あらすじ 週末を山小屋で過ごそうとした中年男二人組は、たまたま出くわした大学生グループに殺人鬼と勘違いされてしまう。ホラーコメディ。 感想 中年男二人組が週末を過ごそうと訪れたのは、二人で購入したぼろい山小屋。それをコツコツと修復して、…

「八つ墓村」 1996

★★★☆☆ あらすじ 自身がある村の資産家の息子だということを知らされた青年。当主に請われて訪れた村で次々と殺人事件が起きる。 感想 山奥の村の資産家の跡継ぎ候補の一人だと知ってやってきた青年。血縁関係者とはいえ、誰ひとり知らない家の中へ入っていく…

「ポンペイ」 2014

★★★★☆ あらすじ ローマ帝国に鎮圧され、家族を殺されたケルト人の生き残りの男は、奴隷の剣闘士としてポンペイにやって来る。 bookcites.hatenadiary.com 感想 火山の噴火により消失した都市、ポンペイが舞台。時おり小噴火や地震が起きたりしているのに、誰…

「ドラゴン特攻隊」 1983

★★★☆☆ あらすじ 日本軍に捕らえられた4人の将軍と奪われた軍資金を取り戻すために寄せ集められた特攻隊。 感想 冒頭からジャッキー・チェンはチョイ役ぽい登場の仕方。この感じだと客寄せのためのピンポイント出演かと思ったら、その後もちょくちょく出てく…

「平賀源内「非常の人」の生涯 」 2020

★★★☆☆ 内容 江戸時代の才人、平賀源内の伝記。 感想 「土用の丑の日」のキャッチコピーを考えたとか、エレキテルだとか、平賀源内という人の名前は色々なところで聞く。多才な人だったというのは知っていたが、じゃあ結局、主に何やってる方?と問われればよ…

「フットルース」 1984

★★★☆☆ あらすじ ダンスやロックを禁止する保守的な田舎町に引っ越してきた高校生。 感想 ダンスやロックを法律で禁止するなんて馬鹿げてる、国を問わず田舎は保守的で嫌になるなと思いながら見ていたが、日本は国としてつい最近まで禁止していた。禁止という…

「映画『信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO』」 2016

★★☆☆☆ あらすじ 現代から戦国時代にタイムスリップして、織田信長として生きる高校生。次第に本能寺の変が近づいてくる。 テレビドラマの劇場版。 感想 現代からタイムスリップした主人公が織田信長になり、本物の織田信長は明智光秀として生きているという…

「書けるひとになる! 魂の文章術」 2019

★★★★☆ 内容 旧タイトルは 「魂の文章術 書くことから始めよう」。 感想 タイトルに「魂の文章術」とあるだけに、正しい文法でテクニカルな文章を書ける技術を身につけるというよりも、書き手の魂が伝わるような、人の心を動かす血の通った文章を書く方法につ…

「トパーズ」 1969

★★★☆☆ あらすじ アメリカに亡命したソ連高官からキューバの情報を聞き出したCIAは、フランス人のスパイに調査確認を依頼する。 感想 ロシア高官の亡命シーンやホテルでのキューバの秘密文書を入手するシーン等、一つ一つを見ればそれなりに緊迫感がある場面…

「馬鹿が戦車でやって来る」 1964

★★★☆☆ あらすじ 村の人間に馬鹿にされ、逆上して隠し持っていた戦車で暴れる男。 「馬鹿シリーズ」第三作目。 感想 聞いただけで可笑しみが感じられる良いタイトル。でも冷静に考えると、戦争なんて簡単に言えばこういう事なのかもしれない。どんな戦争も武…

「フローズン・タイム」 2006

★★★☆☆ あらすじ 失恋して不眠症になった美大生の男は、夜のスーパーで働き始める。 感想 失恋した美大生の男が新しい恋に出会うまでの物語。と同時に、そんな彼の半生も振り返っている。特になぜ美大生になったのか、なぜ「美」というものを愛するようになっ…

「野良犬」 1949

★★★★☆ あらすじ 拳銃をスリに掏られてしまった刑事は、ベテランの刑事と共に行方を追う。 感想 刑事が拳銃を盗られてしまったというのに、警察のリアクションは薄い。とてものんびりとしていてのどかだ。しかしそれも戦後まもなくのために、世に拳銃が溢れて…

「サムサッカー」 2005

★★★☆☆ あらすじ 高校生になっても親指を吸う癖を辞められない少年。 感想 いい歳になっても親指を吸ってしまう高校生男子。なのだが、そんなに親指を吸うシーンが頻出するわけでも、それで恥ずかしい思いをしたというようなシーンも描かれないので、そんなに…

「異色作家短篇集14 虹をつかむ男」 2006

★★★☆☆ あらすじ 妻との外出中に空想にふける男を描いた1939年の表題作「虹をつかむ男(別の邦題:ウォルター・ミティの秘密の生活)」を含む短編集。 感想 表題作「虹をつかむ男」を原作とした映画「虹を掴む男」をリメイクした「LIFE!」が面白かったので読…

「恋人たち」 2015

★★★★☆ あらすじ 妻を通り魔に殺された男や皇室に憧れていた主婦、友人に想いを寄せる弁護士らの日常。キネマ旬報ベスト・ワン作品。 感想 最初は良く分からないが、次第に登場人物たちの 状況が見えてくる群像劇。なかでもやはり、妻を通り魔に殺されるも犯…

「ミッドナイトクロス」 1981

★★★★☆ あらすじ 大統領選挙の有力候補者が死亡した自動車事故をたまたま録音していた音響効果マン。事故に疑念を抱き、独自に調査を始める。 クェンティン・タランティーノ監督が名作の一つに挙げた作品。 jp.sputniknews.com 感想 冒頭の無駄に女性の裸が登…

「絶唱」 1966

★★☆☆☆ あらすじ 親の反対を押し切って、奉公に来ていた女と駈け落ちした地方の大地主の息子。 感想 大地主の息子と小作人の娘の許されぬ恋。女はそれを自覚していて、二人を引き離そうとする周囲の意向を汲んで遠い場所に奉公へ出ることに同意していたのに、…

「黙殺: 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い」 2017

★★★★☆ 内容 東京都知事選を中心に、泡沫候補と呼ばれる立候補者たちを取材した記録。 感想 正直、この本を読むまではいわゆる「泡沫候補」と呼ばれる人たちの事を、世のほとんどの人と同じように、当選するはずのない選挙に出るもの好きな人、ぐらいにしか思…

「マイル22」 2018

★★★★☆ あらすじ 亡命と引き換えに政府が追う行方不明の危険物質の情報を教えるという男を、22マイル先の空港まで護送することになったCIAの極秘部隊。 感想 CIAの極秘部隊がアメリカにあるロシア機関のアジトを襲うところから物語はスタートする。部隊のメン…

「本能寺ホテル」 2017

★★★☆☆ あらすじ 結婚を控えた女性が京都で宿泊したホテルは、戦国時代の本能寺につながっていた。 感想 戦国時代に現代人がタイムスリップするというよくある物語。別に意図的に行ったわけではないので当然だが、ただ本能寺の変直前の信長らとお喋りするだけ…

「ため息つかせて」 1995

★★★☆☆ あらすじ 恵まれた生活をしながらも、男運には恵まれない4人のアフロ・アメリカン女性の友情とそれぞれの人生。 感想 金銭的余裕のある暮らしをする4人の黒人女性たちが、理想の男性を求めて彷徨う物語。時系列的にはこちらが先だが、まるで「セックス…

「アイスランド 絶景と幸福の国へ」 2015

★★★☆☆ 内容 日本人にはなじみの薄い国、アイスランドを旅する。 感想 個人的にはアイスランドは「世界しあわせ紀行」の中で、幸福度ランキングが高い国の一つとしてその暮らしぶりが紹介されていて興味があった。ただ、日本人にはなじみのない国なので、アイ…

「知ってるつもり 無知の科学」 2018

★★★★☆ 内容 なぜ人々は自分の知識を過大評価して失敗を犯すのか。そんな「知ってるつもり」について科学的に読み解いていく。 感想 人々は自分が思っているよりもモノを知らない。例えば今なら誰もが「新型コロナウィルス」について当たり前のように意見を言…

「ビルマの竪琴 総集編」 1956

★★★☆☆ あらすじ 敗戦後のビルマで、抗戦を続ける小隊を説得するために隊を離れ行方不明となってしまった男を心配する他の隊員たち。 感想 隊長が音楽学校出身で合唱を教え込まれた小隊。部隊の士気を維持するのに有効だとは分かるが、敵の目を避けて行動中と…