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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「火星に住むつもりかい?」 2015

★★★★☆ 監視社会で密告により危険人物が捕らえられ公開処刑されてしまう社会で、体制に楯突く謎の男が現れる。 軽やかな雰囲気のタイトルからは想像できない、ずっしりとした内容の物語。警察組織の中に平和警察というテロを未然に防ぐための組織ができ、各地…

「ワイルド・ギャンブル」 2015

★★★☆☆ ギャンブルにのめり込む男が、カジノで出会った男と意気投合する。 それなりに勝てる力がありながら引き際を知らず、ついついのめり込んでしまって結局は負けてしまい、借金もかさんでどん底状態になっている中年の男。そして、そんな彼と意気投合する…

「愛と誠」 2012

★★★★☆ 幼少の頃に自分を助けるために額に傷を負った少年と再会し、彼に一途な想いをぶつける女子高生。 どうせ真面目に描いても滑稽さを感じてしまう劇画の原作を、それならと敢えて昭和歌謡のミュージカルシーンやコミカルなシーンを挿入することで上手く料…

「SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる」 2017

★★★★☆ シングルタスクの効用を説いた本。 電話にテレビにメールにSNSにと、現代は様々な情報が個人の生活に勝手に入りこんでくる社会である。そんな状況に置かれるとついついそれぞれの情報に反応してしまい、いつの間にか同時進行で様々なことをやってしま…

「ザ・コミットメンツ」 1991

★★★★☆ アイルランド・ダブリンでソウルミュージックのバンドを結成するためにメンバーを募集するマネージャー。 ヨーロッパにおけるアイルランド人を、アメリカにおける黒人と同じ立ち位置だと見立てているのが面白い。そしてそれを決して卑下しているわけで…

「まほろ駅前狂騒曲」 2014

★★★☆☆ しばらく子供を預かってほしいという依頼を引き受けることになった便利屋。 すっかり前作の内容を忘れているので、本上まなみと松田龍平、二人が演じる役柄の間に何があったのかとか、その他の登場人物たちについて等々、全く覚えていない。だけどあま…

「彼が二度愛したS」 2008

★★★☆☆ 深夜まで弁護士事務所で会計監査を一人行っていた男は、そこで働く弁護士の男に話しかけられ仲良くなる。 ヒュー・ジャックマンが自ら製作も行っているだけあって、自らの演技力を遺憾なく発揮できるような役柄になっている。自信にあふれるエリートサ…

「長州ファイブ」 2006

★★★☆☆ 幕末に藩命により密かにイギリスに渡った長州五傑(井上馨・遠藤謹助・山尾庸三・伊藤博文・井上勝)の現地での様子を描く。 長州ファイブといいながら割と早い段階で長州スリーとなり、ツーとなり、あっという間にワンになってしまった。五人をすべて…

「星を継ぐもの」 1977

★★★☆☆ 5万年前の人間の遺骸が月で発見され、科学者たちはその謎を追う。「巨人たちの星シリーズ」第一作。 宇宙を舞台にした冒険物語かと思っていたが、実際はほとんど地球上で物語が展開されている。月で発見された人類の遺骸の謎について、地球での分析結…

「サイド・エフェクト」 2013

★★★☆☆ 担当する患者が処方した新薬の副作用で殺人事件を起こし、社会的信用を失ってしまった精神科医。 医薬品業界の闇を描いていく展開になっていくのかと思ったが、物語はサスペンス的な方向へと展開していった。とはいえ、医薬品業界の闇がキーとなってい…

「金融腐蝕列島〔呪縛〕」 1999

★★★☆☆ 総会屋への不正融資疑惑に対して危機感を募らせる中堅社員と、反応の鈍い上層部。 事態を理解できずにその場しのぎの対応をして右往左往する幹部たち、責任を他人に押し付けてなんとか居座ろうとする重鎮、自らのメンツのためならあらゆる手段も辞さな…

「バイオハザードIII」 2007

★★★☆☆ 地球上に拡散してしまったゾンビから逃れ、安住の地を求める人々。 荒廃する社会、弱肉強食の論理、疾走する武装した車たち、とどこか世界観がマッドマックス的にもなってきた今回。ある意味、終末感の一つの完成形なのかもしれない。 そして今回も相…

「ヘルタースケルター」 2012

★★☆☆☆ 全身整形してモデルとして人気となり、女優、タレントとしても活躍を始めた女。 全身整形をしたことを抜きにすれば、若い女がモデルとして人気となり世間の注目を一身に集めるが、やがて歳をとり世間の注目が別の若い女性に移って、焦りや孤独を感じ始…

「アウェイク」 20007

★★★☆☆ 母親の反対を押し切って結婚した夜に、ドナーが現れ心臓移植手術をすることになった富豪の男。 全身麻酔の手術に対して変なトラウマが生まれてしまいそうな映画。全身麻酔をかけたのに、意識は目覚めたままの術中覚醒の状態で手術をうけることになって…

「リピーテッド」 2014

★★☆☆☆ 何者かに襲われて、20歳以降の記憶は一晩眠ると忘れてしまう記憶障害を患った女は、毎朝目覚める度に自分が何者であるかを夫に尋ねる日々を過ごしていた。 こういう記憶障害を抱えてしまうと、日々の生活に支障をきたし、想像できないほど不安な日々を…

「夢売るふたり」 2012

★★★★☆ 経営していた居酒屋を火事で失い再起を目指す夫婦が、やがて結婚詐欺を行うようになる。 店を失い失意のまま過ごしていた男が、ふとしたきっかけで客の女と一夜を過ごし、大金を手に入れる。店の再建のために役立てようと喜んで飛んで帰ったのに、あっ…

「餓鬼道巡行」 2012

★★★☆☆ リフォーム工事中のために自宅の台所が使えず、買い出しに行ったり、外食に出かける男。 リフォームの話をし始める雰囲気だったのが、いつの間にか食べることについての話になっていた。商品のパッケージや店の外観、店員の態度など、何かが気になりだ…

「ラストベガス」 2013

★★★★☆ 60年来の親友4人組の一人が若い女性と結婚することになり、ラスベガスに集まって結婚前のパーティを行う計画を立てる。 少年時代のちょっとしたエピソードから始まって、一気にその60年後に舞台が飛ぶ。青春時代の彼らの思い出や幼馴染の女性をめぐ…

「BIUTIFUL ビューティフル」 2010

★★★★☆ 末期の病気であることを知った男は、残される家族や周辺について考え、動き始める。 細かな説明もなく断片的な映像で、序盤はあまり状況が飲み込めないまま、物語が進む。エピソードが積み重なっていくことで、主人公の置かれた状況、人間関係などが次…

「スマート・シンキング 記憶の質を高め、必要なときにとり出す思考の技術」 2013

★★★☆☆ 認知心理学者によるスマート・シンキングをする方法の紹介。 どのような独創的な思考法を紹介してくれるのかと期待して読み始めると肩透かしを食らう。著者によるスマート・シンキングの定義は下記の通り。 スマート・シンキングとは、実はあなたがど…

「悪名」 1961

★★★☆☆ 逃げるのに失敗して再度遊郭に売り飛ばされた知り合いの女を救出に向かう男とその弟分。 慣れるまではセリフが聞き取りにくい。古いからということもあるのだろうが、キツい印象を受ける河内弁も影響している。 今なら見所は勝新太郎と中村玉緒の実の…

「美しき諍い女」 1991

★★★☆☆ 高名な画家の邸宅を訪れた女はモデルを引き受けることになり、それぞれの妻や恋人との関係に微妙な暗い影を落とすようになる。 観るのになかなかの覚悟がいる4時間ほどある作品。その殆どが画家が絵を描いているシーンで端折ればいいのにと思わなくも…

「魔界転生」 1981

★★★☆☆ 島原の乱で無念の死を遂げた天草四郎時貞が蘇り、同様に無念の死を遂げた宮本武蔵らを蘇らせ、それぞれが現世で果たせなかった無念を晴らそうとする。 天草四郎役の沢田研二が、転生した者たちのリーダーとしてのカリスマ性を感じさせる演技で素晴らし…

「ライチ☆光クラブ」 2016

★★☆☆☆ 町の廃工場でロボットを作り、一人の少女を拉致させた少年グループ。 子供の頃に秘密基地を作り、大きくなってもそのままの少年たち。だからなのか、ロボットを作ったはいいが、女神的扱いをする少女を拉致したり、町を支配するといい出したり、まった…

「フェア・ゲーム」 2010

★★★☆☆ 大統領がイラク戦争の根拠としたイラクの大量破壊兵器の保有に疑義を唱えた元外交官が、報復として妻がCIAのエージェントであることを暴露される。実話に基づく物語。 とにかく戦争をする理由がほしい大統領と、いくら調査をしてもその理由を発見・断…

「たったひとつの冴えたやりかた」 1986

★★★☆☆ プレゼントされた宇宙船で親に内緒で冒険にでかけた15歳の少女が、異星人と出会う。 SF独特のその世界観を認識するのに時間がかかり、最初は結構辛かった。そして、宇宙人の繁殖のシステムも分かりづらい。 物語はなんとなく若い女の子と若い宇宙人の…

「薄桜記」 1959

★★★☆☆ 高田馬場の決闘を機に知り合った丹下典膳と堀部安兵衛が、一人の女性を存在によって数奇な運命に翻弄される。 セリフは聞き取りづらいが、吉良邸討ち入りに向かう冒頭のシーンや橋の上での決闘シーンなどクールな映像表現が随所に見られる。 高田馬場…

「その男ヴァン・ダム」 2008

★★★★☆ 離婚問題などで疲れ果て、故郷のベルギーに一時帰国したジャン=クロード・ヴァン・ダムが、郵便局で強盗事件に巻き込まれる。 冒頭の割と凄い長回しのアクションシーン。映画の中では敵が何人いようと、彼ならなんとかしてしまう。でも、実際に事件に…

「弾正星」 2014

★★★☆☆ 三好長慶の右筆である松永久秀に雇われた男。 序盤の松永久秀の悪逆ぶりは魅力的だ。突然人を殺したり、女に襲いかかったり、少しも悪びれるところがない。こんな感じで悪逆非道の限りを尽くしてくれたら面白かったのかもしれないが、段々と表現がおと…

「柳生一族の陰謀」 1978

★★★★☆ 徳川二代将軍秀忠の死による家光と忠長の将軍後継争い。 なかなか豪華な面々。だが正直、後継争いに決着がつくまではそれぞれに大した見せ場もなく、役者陣を活かしきれなかったなぁと思っていたのだが、後継争いに決着がついてからが本番だった。 後…