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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

ノンフィクション

「脳科学者が教える 本当に痩せる食事法」 2019

★★★☆☆ 内容 脳科学の見地から見た本当に痩せる食事法を紹介する。 感想 世の中に様々なダイエット法があり、それにより成功した人はたくさんいるが、その後にほとんどの人がリバウンドすることになる。それは多くのダイエット法が個人の意志力に基づいて行わ…

「リズム&ブルースの死」 1988

★★★★☆ 内容 ブラックミュージックの歴史を紐解く。 感想 20世紀の黒人音楽の変遷が語られる。出版されたのは88年なので80年代終盤のマイケル・ジャクソンやプリンスがスターとなり、ラップが出てきたあたりで終わる。 ポップ・ミュージックとして受け入れら…

「確率思考 不確かな未来から利益を生みだす」 2018

★★★☆☆ 内容 大学・大学院で心理学を学び、プロのポーカープレーヤーとして活躍した著者による経験と科学的裏付けをもとにした意思決定の方法。 感想 技術だけでなく運の要素も重要なポーカーゲームは、正しい状況判断で確率を見極め、勝負するか降りるか、続…

「小沢健二の帰還」 2017

★★★★☆ 内容 90年代後半、日本の音楽シーンから姿を消し、近年再び姿を現した小沢健二は、その間何をしていたのか。その謎を追う。 感想 90年代中盤、テレビに出まくっていた小沢健二は次第に露出を減らし、ある時ぷつりとその消息を絶った。売れなくなったア…

「『男はつらいよ』50年をたどる。」 2019

★★★☆☆ 内容 国民的映画「男はつらいよ」の50年を振り返る。 感想 山田洋次が監督になるまでの半生が書かれていて、戦前戦中は満州で運転手やお手伝いさんがいるような裕福な暮らしをし、戦後は一転して日本で貧しく苦しい生活を送ったというのは知らなかった…

「最高の体調」 2018

★★★☆☆ 内容 最高の体調を手に入れるのに必要な、進化論をベースにした科学的裏付けのあるテクニックやアイデアを紹介。著者はサイエンスライター。 感想 人類の歴史において農耕生活が始まったのは1~2万年前で、その前は600万年も狩猟生活を送っていた。現…

「When 完璧なタイミングを科学する」 2018

★★★☆☆ 内容 ハウトゥー本のような、物事を「どのように」やるか?ではなく、「いつ」やるか?に焦点を絞り、それを科学的な根拠をもとに紹介した本。 感想 確かに世の中にHow To本は溢れているが、When To本はない。朝起きて、昼働き、夜は寝るという一日の…

「POPULAR 「人気」の法則 人を惹きつける謎の力」 2018

★★★☆☆ 内容 心理学者による「人気」に関する考察。 感想 人気のある人はより良い人生を送っているという結果があり、その中で紹介されているいつもと違う事をする実験が面白かった。 普段はしないような恰好、たとえばショッキングピンクのTシャツを着て一日…

「絢爛たる影絵 小津安二郎」 1982

★★★★☆ 内容 「東京物語」で助監督を務め、その後直木賞を受賞した作家による監督・小津安二郎の考察が、思い出を交えて語られる。 あらすじ 名作「東京物語」の撮影に参加したのだから、さぞや巨匠・小津をリスペクトして仕事をしていたのかと思っていたら、…

「人喰い ロックフェラー失踪事件」 2019

★★★★☆ 内容 曽祖父は世界一の大富豪、父はニューヨーク州知事で後の副大統領というマイケル・ロックフェラー。23歳の彼がニューギニアで消息を絶った事件の真相を探る。 感想 世界的な大富豪ロックフェラー家の御曹司が未開の地で消息を絶ち、しかもおそらく…

「アリババの野望 世界最大級の「ITの巨人」ジャック・マーの見る未来」

★★★★☆ 内容 中国で起業し世界的なIT企業へと成長させたアリババグループのジャック・マーの歩みを紹介する。 感想 先日(2019年9月)引退したことで話題になったアリババグループの創業者、ジャック・マーの歩みが、2014年9月のニューヨーク証券取引所に上場…

「ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる」 2016

★★★★☆ 内容 世界中から注目されている人気の都市ポートランドの街づくりの取り組みを紹介する。 感想 おしゃれなレストランや店が並び、至る所にアート作品が展示され、文化が栄える賑やかな街。車がなくても生活できるエコでサステイナブルな街。続々と人々…

「ラブという薬」 2018

★★★★☆ 内容 いとうせいこうと彼の主治医である精神科医の星野概念の対談。 感想 この本の前提として、いとうせいこうは精神科に通っていると公言しているわけで、結構すごいことを言ってしまっているなと感じてしまうのだが、それだけ自分の中でも世間にもカ…

「サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う」 2018

★★★★☆ 内容 暴力団の大きな資金源となっている密猟の実態を探るノンフィクション。 感想 まず暴力団の市場への食い込みっぷりに驚かされる。高級食材のアワビは約半分が密漁モノとは。勿論それだけの量であれば闇で裁くことなど出来るわけがなく、堂々と表の…

「腸と脳 体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか」 2018

★★☆☆☆ 内容 腸と脳がどのように連絡を取り合い、どのように我々の健康に影響を与えているのか、紹介する。 感想 消化器官が脳のような働きもしていると聞くと信じられないような気がするが、消化器官しかない生き物もいるわけで、元々は消化器官が脳のような…

「そのひとクチがブタのもと」 2007

★★★☆☆ 内容 人は何故食べ過ぎてしまうのか。人間の無意識に働きかけている様々な食べ過ぎの要因を紹介し、その対策を教える。著者は食心理学の研究所主宰者。 感想 よくある特別な食材を積極的に摂ったり摂らなかったりする事で体重を減らそうとするダイエッ…

「アルゴリズム思考術 問題解決の最強ツール」 2017

★★★★☆ 内容 日常生活でも活用できるコンピューター科学に使用されているアルゴリズムを紹介する。 感想 コンピューター科学に用いられている「最適停止」「探索と活用」「ベイズの法則」などで用いられるアルゴリズムや理論が詳しく紹介されている。内容は易…

「サバイブ(SURVIVE) 強くなければ、生き残れない」 2017

★★★☆☆ 内容 動物たちが生き残るために取っている戦略を紹介する。 感想 生き残るための生存戦略と聞くとまず思い浮かぶのは、食物連鎖のトップに立つような襲われても負けない力の強さだが、それだけじゃないことを教えてくれる。力の強さは分かりやすく単純…

「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」 2016

★★★★☆ 内容 人体にすむ微生物たちが人体に与えている影響を、明らかになりつつ研究の成果を踏まえて紹介していく。 感想 あなたが「自分の体」と呼んでいる容器を構成している細胞一個につき、そこに乗っかっているヒッチハイカーの細胞は九個ある。あなたと…

「死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相」 2014

★★★★☆ 内容 冷戦下のソ連で起きた不気味な未解決事件「ディアトロフ峠事件」の真相を探る。 ノンフィクション。 ディアトロフ峠事件 - Wikipedia 感想 雪山でトレッキングしていた9人の若者が不可解な死を遂げた事件。彼らの遺体はテントから遠く離れた地で…

「LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方」 2016

★★★☆☆ 内容 動物のあまり知られていない生態を紹介し、そこから人類の生き方を学ぶ。 感想 ペンギン・ライオン・パンダなどが、各動物ごとに漫画と文章で紹介される。すらすらと読めるが、一気に読もうとすると飽きてくるので、空き時間にパラパラと気軽な感…

「小津安二郎への旅 魂の「無」を探して」 2014

★★★☆☆ 内容 小津安二郎にゆかりのある深川、松坂、尾道、鎌倉などを歩き、小津の人となりを探る。 あらすじ 序盤は名作「東京物語」についてページを割いて語られる。その中でかなり詳細な物語のあらすじが語られるのだが、それを読んでいるだけで映画のシー…

「鳥頭なんて誰が言った? 動物の「知能」にかんする大いなる誤解」 2019

★★★☆☆ 内容 生き物について考えるとき、人々は当然のように人類を最も知能の発達した存在としているが、それは果たして真実といえるのだろうか?フランス人生物学者による考察。 感想 タイトルから、鳥類や生き物に関する面白話が書かれた本かと想像してしま…

「 仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方」 2016

★★★☆☆ 内容 小さな鳥居を置くと不法投棄が無くなる、ゴミ箱の上にバスケットゴールを設置するとゴミを拾って投げ入れたくなる、といった、人々が自然と望ましい行動を取るようになる「仕掛け」について説明した本。 感想 「不法投棄をしないでください」「ゴ…

「悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験」 2016

★★★☆☆ 内容 イグ・ノーベル賞受賞の心理学者による酒、セックス、悪態、恋、無謀な運転など、 ともすれば世間に白い目で見られがちな悪癖についての、科学的な立場からの見解の紹介。 感想 世間には悪癖とされている事があるが、それらは本当に悪いことなの…

「ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊」 2014

★★★☆☆ 内容 各テーマに沿って著者がいくつか本を挙げて話をし、それを編集者がまとめたもの。 感想 最近、読む本のパターンが決まってきてしまって多少マンネリを感じていたので、視野を拡げるためにこの本を手に取ってみた。 そして、読み終わって思うのは…

「HARD THINGS」 2015

★★★☆☆ 内容 かつてIT企業のCEOとしてITバブルの崩壊の中を生き抜き、現在はベンチャーキャピタルの共同創業者として活躍する著者の、ベンチャー企業のCEOに対するアドバイス。 感想 序盤は著者のCEO時代の体験談が綴られる。そこには予想していた華々しい成…

「自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」 2017

★★★☆☆ 緑溢れる自然は人間にとって重要かもしれないと考えた著者が、世界各地で行われている人間と自然に関する研究や取り組みを現地で視察し、科学的な成果を交えながら紹介する。 最初に日本の「日光浴」が紹介されているように、日本人にとっては人間に自…

「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」 2019

★★★☆☆ 内容 娘に語りかけるという形式で書かれた、ギリシャの経済危機時に財務大臣を務めた経済学者による、経済の話。 感想 太古の昔から現在に至るまでの経済の歴史が著者独特の切り口で語られる。余剰と債務によって貨幣が生まれた、みたいな意外な感じの…

「サルたちの狂宴」 2018

★★★★☆ 内容 ウォール街からITの世界に飛び込んだ著者の奮闘ぶり。 感想 上下2巻からなる本で、「シリコンバレー修行編」「フェイスブック乱闘編」とサブタイトルが付けられており、上下で内容が大分変わる。上巻は著者がどのようにIT起業に至ったか、そして…