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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

邦画

「夜明けの街で」 2011

★★☆☆☆ あらすじ 不倫など馬鹿らしいと思っていたのに、不倫にのめり込んでしまった男。129分。 感想 不倫相手にサスペンスの気配を感じさせながら、主人公が不倫にのめり込んでいく過程が描かれる。でも奥さんは疑う様子を見せないし、不倫相手は駄々をこね…

「アナザヘヴン」 2000

★★☆☆☆ あらすじ 殺した人間の脳みそを使って料理するという猟奇殺人事件が立て続けに起き、犯人を追う刑事。131分。 感想 まるで、みなさんご存じテレビドラマの映画化ですと言わんばかりの、いきなり本題から始まる導入部分。だが別にそういう流れで作られ…

「14の夜」 2016

★★★☆☆ あらすじ セクシー女優が近所のレンタルビデオ屋にやって来るとの噂を信じて、深夜に集まった冴えない中学生たち。 感想 舞台は1987年の田舎町。田園風景が広がって古い日本家屋が登場したりするのに、大きなアーケードの商店街もあって、いまいちどん…

「楽園」 2019

★★☆☆☆ あらすじ 少女失踪事件が起きたある小さな集落の人々のその後。 感想 冒頭からしばらく、登場人物たちの挙動不審で不自然な言動が続く。外国人役のたどたどしい日本語だったり、心を閉ざした青年のぎこちない動きだったりと、妙に引っかかるわざとらし…

「僕らは歩く、ただそれだけ」 2009

★★★☆☆ あらすじ 恋人がニューヨークに行ってしまって落ち込むカメラマンの女は、ある日ふらりと地元に立ち寄る。元はSPANK PAGEの宣伝用映像として撮影されたもの。菅野ぱんだの写真集「1/41 同級生を巡る旅」にインスパイアされたものでもある。 www.youtub…

「散歩する侵略者」 2017

★★★★☆ あらすじ 行方不明になっていた夫が保護されるも別人のようになっていて戸惑う妻。 感想 夫が別人のようになって不可思議な言動をするようになり、しまいには宇宙人に乗っ取られたと言い出して困惑する妻。しかしこの夫、挙動不審でとぼけた言動を繰り…

「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」 2019

★★★☆☆ あらすじ ガンとなった母親の死を看取ることになった主人公。 感想 タイトルからしてそうだが、主人公の母親に対する愛情が溢れまくっている物語。主人公は母が末期のがんだという事を知り、彼女が死なないために全力を尽くそうとする。とはいえ実務面…

「女の坂」 1960

★★★☆☆ あらすじ 京都の老舗和菓子屋を継ぐことになった若い女は、妻子ある画家の男に恋をする。 感想 冒頭、古い屋敷の中でコテコテの和服を着たおじさん達が、コテコテの京都弁で何やらややこしそうな相談をしている様子を描いた後、現代風のカラフルな服装…

「CURE」 1997

★★★★☆ あらすじ 精神を病んだ妻を抱える刑事は、頻発する犯人は別なのに手口が共通する殺人事件の謎を追う。 感想 次々と起こる殺人事件。犯人は皆すぐに逮捕されて罪を認めるのだが、なぜかどの事件も同じように異常な手口で行われている。このことを不審に…

「危険な関係」 1978

★★★☆☆ あらすじ 別荘仲間の大学教授夫人を狙う男は、知り合いの女性からある企みを持ちかけられる。 感想 叔母のいる別荘に時おり滞在しに来るカメラマンの男。夫が海外赴任中で、別荘でひとりで暮らす大学教授夫人を狙うくらいだから良い奴ではないのは確か…

「オーバー・フェンス」 2016

★★★★☆ あらすじ 離婚して地元の函館に戻り、職業訓練校に通う男は、一人の若い女と出会う。 感想 片田舎の職業訓練校に通う主人公と同級生たちの日々が描かれる。最初は舞台が職業訓練校ということが分からず、刑務所なのか?でもタバコを吸っているから違う…

「ぼくらの7日間戦争」 2019

★★★☆☆ あらすじ 東京に引っ越すのを嫌がる幼馴染に家出を持ち掛け、友人たちと共に廃坑に籠もった男子高生。 感想 親元を離れて仲間と共に和気あいあいと過ごすつもりだった主人公たちは、廃坑にいた不法滞在の子供を匿ったことから入管職員ら大人たちと戦う…

「花筐/HANAGATAMI」 2017

★★★★☆ あらすじ 佐賀県唐津にやって来た主人公は、学校で出会った同級生や従妹の女友達らと青春を謳歌する。168分。 日本の祭り(週刊朝日百科) 長崎くんち 唐津くんち おはら祭 (九州・沖縄・・3) 朝日新聞社 Amazon 感想 美しいというよりも奇妙と言った…

「黒の奔流」 1972

★★★★☆ あらすじ 自分の弁護で無罪を勝ち取った美女を事務所の事務員として雇うことにした弁護士の男。 感想 登場人物たちがなかなかゲスい。女を暴行できるか仲間と賭けをする男や、払うお金がないからと体を差し出そうとする女。弁護士である主人公も「弱い…

「寝ても覚めても」 2018

★★★★☆ あらすじ 恋人が行方知らずとなり失意の中にいた女の前に、恋人そっくりの男が現れる。 感想 主演二人のプライベートな話題のおかげで別の意味で有名になってしまった作品。序盤の二人のこっちが見ていられないようなイチャつき具合を見ていたら、映画…

「毛の生えた拳銃」 1968

★★★☆☆ あらすじ 若い男に組長らを襲撃された組織は、二人組の殺し屋を雇う。70分。 感想 序盤はいい感じのジャズが背景で流れつつ展開するのだが、ちょっとそれが前面に出過ぎていて鬱陶しさを感じないでもなかった。それから夜の場面などは暗すぎて何をやっ…

「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」 2018

★★★★☆ あらすじ 三世代が暮らす家を取り仕切る主婦が家出してしまい、親族を巻き込んだ大騒動が起きる。シリーズ第3作目。 感想 三世代で暮らす家が舞台。すでにそれ自体が珍しい気がしてしまうし、さらに妻は専業主婦、隠居の老夫婦はゴルフに習い事にと悠…

「止められるか、俺たちを」 2018

★★★★☆ あらすじ 映画監督の若松孝二が代表を務める映画製作の独立プロダクション・若松プロで、助監督として働くことになったフーテンの若い女。 感想 若松孝二を中心とした周辺人物たちの群像劇。あまり若松孝二については詳しくは知らなかったのだが、井浦…

「喜劇 一発大必勝」 1969

★★☆☆☆ あらすじ 貧乏長屋に住む人々の前にひとりの荒くれ者がやって来る。ハナ肇の喜劇「一発」シリーズの最終作。 感想 序盤は死者を扱った不謹慎、悪趣味ネタを連発。この頃はそれを見て笑えるほど、死が人々の身近にあったという事だろう。戦争体験のある…

「戦争と人間 第三部 完結篇」 1973

★★★☆☆ あらすじ 戦線が拡大し、戦地に赴いた人々とその帰りを待つ人々。187分。 感想 三部作の最後の作品。今回は戦地でのシーンが多く、特に終盤のノモンハンでの戦闘シーンはかなりの迫力で見ごたえがあった。戦争の悲惨さや不毛さを訴えかけるような内容…

「戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河」 1971

★★★☆☆ あらすじ 満州事変から日中戦争へと突き進む時代に生きる男女。179分。 感想 3部作の第2部にありがちな停滞気味で重苦しい展開となっている。映画「スターウォーズ」旧三部作なら帝国の逆襲が描かれるところだ。この映画では、日本軍が戦線を拡大し…

「戦争と人間 第一部 運命の序曲」 1970

★★★★☆ あらすじ 満州での権益を確保するため、軍部をけしかけて戦争勃発を画策する新興財閥。三部作の第一作目。197分。 感想 3時間を超え、しかもこの後に同じく三時間を超える続編が二本も控えているというなかなか観始めるのに勇気がいる映画。でも観て良…

「影の車」 1970

★★★☆☆ あらすじ 昔の知り合いの女性と不倫関係となるも、なかなか懐かないその子供に猜疑心を持つ男。 感想 冷めた夫婦関係に寂しさを感じる男が、たまたま再会した女性と不倫関係になる。映画のメインとなる話はまた別なのだが、この二人が関係を深めていく…

「まだまだあぶない刑事」 2005

★★☆☆☆ あらすじ 脱獄した犯人に命を狙われていることを知った二人の刑事。シリーズ第6作目。 感想 しばしばカッコいいとダサいは紙一重だと言われるが、この映画はすべてがダサい側に転んでしまっている。一つ一つを見ればそんなに悪くはないのかもしれない…

「華の乱」 1988

★★★☆☆ あらすじ 与謝野寛と結婚し、子だくさんで生活に追われていた主人公・与謝野晶子は、偶然出会った有島武郎と強く惹かれあう。 与謝野晶子電子全集(全143作品) 日本文学名作電子全集 作者:与謝野晶子,日本文学名作大全集編集委員会 兼文出版 Amazon …

「湘南爆走族」 1987

★★★☆☆ あらすじ 湘南の暴走族のメンバーたちは、横浜の暴走族が進出してくるという噂を耳にする。 感想 織田裕二、清水美沙がオーディションで選ばれてデビューを果たし、江口洋介、竹内力ら今も活躍する役者たちが出演している事でも有名な映画。特に織田裕…

「もっともあぶない刑事」 1989

★★★☆☆ あらすじ 時効寸前の事件を追ううちに、背後にある巨大な陰謀に気付いた刑事コンビ。シリーズ第3作目。 感想 今回は主演の二人が別行動をするシーンが多い。二人の名コンビぶりだけではなく、それぞれの良さもちゃんと見せようという意図か。そして仲…

「愚行録」 2017

★★★☆☆ あらすじ 妹が児童虐待で逮捕された雑誌記者の男は、一年前に起きた一家惨殺事件の再取材を始める。 感想 冒頭のシーンの主人公からしてそうだが、登場する人物たちのナチュラルな悪意が映画のあちこちに散りばめられている。嫌な気分になるのは確かだ…

「またまたあぶない刑事」 1988

★★★★☆ あらすじ 若手実業家の裏の顔を追う二人の刑事。シリーズ第2作目。 感想 30年以上前の作品なので、演出やセリフ、衣装などに時代を感じて今の感覚ではちょっと…と思ってしまう部分は確かにあるのだが、観ているうちになんだかんだでやっぱこのコンビ…

「吹けば飛ぶよな男だが」 1968

★★★☆☆ あらすじ 兄弟分たちと共に、都会にやって来た田舎娘を騙そうと企むも、気の毒になって助けてしまったチンピラの男。 感想 いきなり世間知らずの女を山奥に連れ込んで襲おうとするエピソードから始まり、最初からなかなかエグい。これはさすがに同情し…