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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

邦画

「最後の命」 2014

★★★☆☆ あらすじ 久しぶりに会った幼馴染の友人が、連続婦女暴行犯であることを知った大学生の男。 感想 幼い頃に遭遇した事件によってトラウマを与えられてしまった幼馴染の二人。だが同じ現場にいながら二人が違う光景を見ていたというのは興味深い。主人公…

「喜劇 一発勝負」 1967

★★★☆☆ あらすじ 勘当されて家を出て行った旅館の長男が10年ぶりに戻ってきて、一攫千金を狙った温泉掘りを始める。 感想 コメディ映画だが、どこか冷めた部分を感じる映画。主人公の葬式はやり過ぎ感があるし、駄目な主人公が成功してしまうのはコメディのお…

「ハードロマンチッカー」 2011

★★★★☆ あらすじ 逮捕されたという知り合いの真相を探っているうちに、大きな騒動を引き起こしてしまった男。 感想 主演の松田翔太が良い存在感。線の細いシルエットが、いかにもケンカが強そうなヤバい奴感を醸し出していた。その他の出演陣も豪華で、皆が良…

「暗いところで待ち合わせ」 2006

★★★☆☆ あらすじ ひとり暮らしの盲目の若い女性の家に、ある事件で警察から逃亡中の容疑者が潜入し、暮らし始める。 感想 盲目の女性の家に潜伏し、奇妙な同居生活を送る男、というストーリーは、アイデアとしては面白いのだが、色々と残念な部分の多い映画。…

「友罪」 2018

★★★☆☆ あらすじ 町工場で働くことになった元マスコミの男は、同じ日に働き始めた同僚がかつて世間を騒がせた少年犯罪の犯人だという事に気付く。 感想 最初、佐藤浩市演じるタクシー運転手は、瑛太演じる元少年Aの父親なのかと思っていたがそうではなくて、…

「デンデラ」 2011

★★☆☆☆ あらすじ 姥捨て山に捨てられた老女は、そこで老婆たちが共同生活を行なっていることを知る。 感想 姥捨て山に作られた共同体「デンデラ」の一員となった主人公。リーダーが自分たちを捨てた村の奴らを襲う、と言っていたので、「八つ墓村」的になるの…

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」 2018

★★★☆☆ あらすじ 毎回、家に帰ると妻が死んだふりをしていて戸惑う夫。 感想 タイトルでネタバレしてしまっているので、タイトル通りの事をされてもインパクトは全くない。嬉々として死んだふりをする榮倉奈々演じる妻は可愛らしいが、それも一瞬で、面白いと…

「すべては海になる」 2005

★★☆☆☆ あらすじ 愛が分からず生きづらさを感じる書店員の女性と、家庭崩壊を立て直そうとする男子高生が出会う。 感想 吉高由里子に安藤サクラ、広瀬アリスと、今見ると豪華な女優陣が脇で出演している。それに要潤や松重豊らのいつも通りの安定感のある演技…

「金田一耕助の冒険」 1979

★★★☆☆ あらすじ 捜査するも未解決となっていた、かつての事件を再捜査することになった主人公・金田一耕助。 感想 金田一耕助シリーズを中心としたパロディー映画。当時の流行などをパロディーにしているのだが、正直、今となっては元ネタが分からず、良く分…

「ダイアモンドは傷つかない」 1982

★★★☆☆ あらすじ 予備校時代の講師の愛人となった女子大生。 感想 好きになった予備校講師の男には、妻の他に愛人までいる事も知っていたのに、二人目の愛人となった主人公。それなのに、男の奥さんや愛人に嫉妬しているのが正直よく分からないが、それも若さ…

「ええじゃないか」 1981

★★★★☆ あらすじ 幕末、アメリカから日本に戻って来た元農民の男は、芸人となった妻のいる両国で共に暮らし始める。 感想 泉谷しげる演じるアメリカ帰りの男とその妻である桃井かおり演じる女芸人の二人を中心にして、幕府や薩長、そしてその間でうごめく政商…

「岳-ガク-」 2011

★★★★☆ あらすじ 山岳遭難救助隊の新人としてやって来た一人の女性と、山を知り尽くす山岳救助ボランティアの男性。 感想 長澤まさみ演じる新人隊員を通して、この山岳救助隊の世界を観客が追体験するという構図の映画。観客は彼女に感情移入して映画を観るこ…

「素晴らしき日曜日」 1947

★★★☆☆ あらすじ わずかな所持金で日曜日を過ごそうとする若い男女。 感想 若い男女が過ごしたとある日曜日の様子だけで構成されるという、面白いアイデアの映画。お金もないのに何とか楽しく過ごそうとする二人の姿は微笑ましいが、若いとはいえ、彼らが貧し…

「水のないプール」 1982

★★★★☆ あらすじ クロロホルムを使用して、夜な夜な女性宅への侵入を繰り返す男。 感想 こういう物語の主人公は、別に孤独な独身男でも構わない気がするのだが、結婚して子供がいるという設定になっている。この時代は、この年齢で結婚していないと、相当な変…

「悪霊島」 1981

★★★☆☆ あらすじ 主人公、金田一耕助が人探しのためにやって来た島で、殺人事件が続けて起きる。 感想 なんとなく「金田一耕助」という人物は、どこかだらしなくて隙だらけのキャラクターというイメージがあり、それが逆に人を油断させて色々な事を聞き出せる…

「敦煌」 1988

★★★☆☆ あらすじ 中国・北宋の時代。西夏の漢人部隊に拉致され無理やり戦わされることになった男。 感想 中国が舞台の物語だが、日本人キャストの日本語による映画。だが、思っていたほど違和感はなかった。中国を舞台にした日本語作品のアニメや小説なども多…

「北の桜守」 2018

★★★☆☆ あらすじ 終戦間際に樺太から引き揚げ、北海道で生きた女。吉永小百合主演、北の3部作の第3作目。 感想 冒頭の吉永小百合と阿部寛が夫婦であるという設定にいきなり困惑させられた。まさかこのまま続けるのかと恐ろしい気分になったが、もちろんそん…

「愛の讃歌」 1967

★★★★☆ あらすじ 恋人がブラジルに行ってしまった若い女性とそれを見守る島民たち。 感想 タイトルからして高尚な男女の恋愛物語かと想像していたのだが、実際はもっと広い意味での愛、大きな愛を描いた物語だった。島を出て行った青年が残していった恋人と父…

「わるいやつら」 1980

★★★☆☆ あらすじ 病院の院長の男と、彼に関わる女たち。 感想 女たちに翻弄される病院経営者の主人公の姿が描かれるのだが、事の発端は主人公が愛人に毒入りの薬を渡してその夫に飲ませていた事。だが、これをさせていた理由が良く分からなかった。殺して何が…

「陽炎座」 1981

★★★☆☆ あらすじ 病院の前でミステリアスな女性に声をかけられた劇作家の男。 感想 夢とうつつを行ったり来たりするような幻想的な映画。鈴木清順監督らしい独特な世界観がこの雰囲気にぴったりと合っていて、まるでその中に自分まで迷い込んだような気分にな…

「勝手にふるえてろ」 2017

★★★★☆ あらすじ 高校時代の同級生にずっと片思いをしているOLが、同僚の男性から告白される。 感想 自己完結する世界の中で生きてきた人間が態度を改め、現実世界と積極的に関わっていこうとすると、だいたいこの映画のようになりそうだ。だが、彼女は自ら同…

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」 2008

★★★★☆ あらすじ 1972年に起きたあさま山荘事件。そこに至るまでのメンバーたちの足取りを描く。 あさま山荘事件 - Wikipedia 感想 序盤は連合赤軍が出来上がるまでの過程が描かれるのだが、様々な団体が出てきて正直、全然把握できなかった。ただ「連合赤軍…

「疑惑」 1982

★★★★☆ あらすじ 保険金殺人の疑いで逮捕され、メディアで騒がれる若い女とその国選弁護人となった女。 感想 金持ちの年寄りと結婚し、保険金殺人の疑いをかけられた主人公の、悪女ぶりがすごい。人と接する態度や裁判での傍若無人ぶりなど、全く自分を取り繕…

「ニシノユキヒコの恋と冒険」 2014

★★★☆☆ あらすじ 一人のモテ男とその周りの女たち。 感想 一人の男と関わった女たちのそれぞれの姿が描かれていく。ある男と付き合うという同じシチュエーションだが、それぞれが違った反応を見せる。各シーンがたっぷりとした間で描かれていて、本人の個性や…

「天城越え」 1983

★★★★☆ あらすじ 家出をして下田から天城を越えた少年は、途中で一人の若い女と出会う。 感想 峠で少年と出会う若い女役の田中裕子がいい。今観てもドキドキさせられるが、中学生の時に観ていたらもっとドキドキして、変な性癖を発症してしまいそうだ。少し映…

「合葬」 2015

★★★☆☆ あらすじ 江戸城明け渡し後の幕末。新政府に一矢報うために彰義隊に残った青年とその仲間たち。 彰義隊 - Wikipedia 感想 主君であった徳川慶喜のために新政府に一矢報いようと決心した主人公。普通に考えれば美談ということになるのかもしれないが、…

「魍魎の匣」 2007

★★★☆☆ あらすじ 連続バラバラ殺人事件が世間を騒がす世の中で、箱に関わる出来事がいくつか起きる。 タイトルの読みは「もうりょうのはこ」。 感想 戦後まもない日本が舞台。当時の街の様子が上手く再現できているなと思って観ていたのだが、次第に微妙な違…

「太陽」 2016

★★★☆☆ あらすじ 謎のウィルスの蔓延により人類が激減した近未来。生き残った人類は抗体を持つが日光を浴びられない集団と、抗体を持たない集団に分かれて暮らすようになる。 感想 近未来に謎のウィルスが登場するという、まるで現在の状況を予言していたよう…

「ビジランテ」 2017

★★★★☆ あらすじ 横暴だった父親が死んだ後、三人兄弟に遺産の土地をめぐる問題が発生する。 感想 父親の遺産をめぐって、三人兄弟が骨肉の争いを繰り広げるのかと思っていたが、そういうわけではなかった。ある意味ではそうと言えなくもないのだろうが、直接…

「RED SHADOW 赤影」 2001

★★★☆☆ あらすじ 自分たちの任務に疑問を感じ始めた忍者。 感想 構図や色調の凝った映像に洒落た音楽の、軽快なリズムで展開するスタイリッシュな時代劇。コミカルさもあって、何となく雰囲気はルパン三世ぽいかもしれない。嫌いじゃない。役者陣も豪華で、観…