★★☆☆☆
あらすじ
数々のオカルト現象の嘘を見破ってきた学者の前に、かつて一世を風靡した超能力者が現れる。
感想
無邪気に超能力を信じる科学者もどうかと思うが、頑なに否定する学者もどうかと思ってしまう。超能力があるかどうかを調べるのではなく、嘘という前提で調査をするのはそれはそれで柔軟性がない。
とは言え世の中には、自分を特別な存在だと信じている人や、そう思われたい人がいる。さらには、そういう人を信じたい人たちもいるのでなかなか厄介ではある。そういう人たちの「こころ」を調べるのも面白そうだ。
物語は、衝撃の結末が待ち受けているタイプの映画なのだが、成功しているのかは疑問だ。途中でそういうオチかもと何となく思ってしまっていたので、まさか!とは驚かなかった。逆にいろいろと疑問が出てくる。主人公の事はまぁいいとして、ロバート・デ・ニーロ演じる超能力者については、もっとネタばらしをしてくれないと釈然としない。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/製作/編集 ロドリゴ・コルテス
出演 キリアン・マーフィー/シガニー・ウィーバー
エリザベス・オルセン/クレイグ・ロバーツ/トビー・ジョーンズ/ジョエリー・リチャードソン/レオナルド・スバラグリア/マデリーン・ポッター/バーン・ゴーマン