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「マラヴィータ」 2013

マラヴィータ (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 FBIの証人保護プログラムでフランスのノルマンディーに匿われることになったニューヨークの元大物マフィアとその家族。

 

感想

 アパートの一室で食事をしている所に殺し屋がやって来て、一家を皆殺しにするシーン。「レオン」のパロディーっぽくもあり、マフィア映画のあるあるのシーンのようでもあり、いきなり少しテンションを上げてくれる。

 

 基本的にはコメディー映画で、フランスの片田舎にやって来たアメリカのマフィアの一家が引き起こすドタバタ劇、といったところ。「アメリカ人はハンバーガーばっか食べている、きっと味覚がないんだ」とフランス人が言えば、「あいつらは何にでも白いソースをかける」とアメリカ人が応酬する。そんな風にアメリカとフランスのギャップをネタにした笑いが、たくさん散りばめられていたような気はするのだが、いまいちピンとこないせいで、そんなには笑えなかった。

 

 

 この映画の製作総指揮に名を連ねているマーティン・スコセッシが監督し、ロバート・デ・ニーロが主演した「グッド・フェローズ」のパロディーも散りばめられているようだ。

 

 ロバート・デ・ニーロ演じる父親のマフィア的やり方で、近隣住民との間で問題を起こし、何度も転居を繰り返している一家。陰口を叩かれれば店ごと爆破する妻や、情報を駆使していじめっ子をやり込める息子など、父親の姿を見ているせいか、家族もなかなか根性が入った性格をしている。

 

 なかでも、ちょっかいを出してくる男子や嫌がらせをする女子を、とにかくボッコボコに殴り倒す娘が気持ちいい。一番父親的やり方を受け継いでいて、可愛いくせに鬼の形相になるところが面白かった。

 

 そんな家族のもとに、遂にマフィアの殺し屋がやってくる。一家の一大事に家族が一丸となって立ち向かうのだが、せっかくのクライマックスなのだからもっと思い切りやってほしかった。したたかさを見せている家族でも、殺し屋たちがやって来たとなれば、怖気づくというのはたしかにリアリティーはあるのだが、おっかなびっくり立ち向かわれてしまうとどうにも消化不良感がある。そこはガチンコでバチバチとやりあって欲しかった。

 

 ロバート・デ・ニーロはマフィア役を演らせると、コメディと言えどもオーラが半端ない。その点、もうひとりの名優、トミー・リー・ジョーンズはあまり見せ場がなくて、なんだかもったいない気がした。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 リュック・ベッソン

 

原作 隣りのマフィア (文春文庫 (フ28-1))

 

製作総指揮 マーティン・スコセッシ/タッカー・トゥーリー

 

出演

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ミシェル・ファイファー/ディアナ・アグロン/トミー・リー・ジョーンズ/ドメニク・ランバルドッツィ

 

マラヴィータ - Wikipedia

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登場する作品

映画内で上映される映画

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