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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

2014-05-31から1日間の記事一覧

「男はつらいよ 寅次郎紙風船」 1981

★★★★☆ 内容 シリーズ28作目。 感想 寅次郎も歳を重ねて、結婚よりも人生の終わりを意識するようになった。 だから女性と出会っても、恋に落ちてフワフワした気持ちになるというよりも、生活としての家庭を持つことを意識するようになっている。 // マドンナ…

「卒業白書」 1983

★★★★☆ 感想 タイトルからして甘い青春ドラマかと思っていたら、全然違った。冒頭の映像から抒情的。ウォン・カーウァイの映画のよう。映像へのこだわりも感じるし、余計な説明をしないのも好感が持てる。 bookcites.hatenadiary.com 両親がいない間に高校生…

「鳥」 1963

★★★★★ 感想 そこらにいた鳥が突然人々に襲いかかる。突然変異がどうとか、環境問題がどうとか、下手に理由づけをしないのがいい。非常にシンプル、逆に斬新だった。 学校の遊具に一羽止まり、いつの間にか信じられないくらいの鳥が密集しているシーンは恐ろ…

「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」 1981

★★★★☆ 内容 シリーズ27作目。 感想 東京下町から趣向を変えて大阪下町へ。何をしているか分からない人たちがたくさんいても成立するのが大阪。 フラれた寅さんが珍しく泣き言をいうのも、大阪に感化されたからかも。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || […

「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」 1980

★★★★☆ 内容 シリーズ26作目。 感想 劇中にセブンイレブンが登場したりとか、いつの間にか今の時代に近づいてきているのだなと実感する。 赤の他人の合格を祈願してお百度参りするなんてなんだか馬鹿げてるが、とらやの人々はなんて善良な人たちなんだと温か…