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「クレイヴン・ザ・ハンター 」 2024

クレイヴン・ザ・ハンター

★★☆☆☆

 

あらすじ

 ライオンに襲われ瀕死の重体となるも、呪術師の秘薬によって一命を取り留めた男は、ハンターの能力に目覚め、裏社会の悪人たちを狩るようになる。

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 アーロン・テイラー=ジョンソン、ラッセル・クロウらが出演。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)第6作。上映時間127分。

 

感想

 冒頭は、刑務所に収監された主人公が囚人の武器商人を狩り、そのまま脱獄・逃亡するシークエンスが描かれる。素早く壁をよじ登ったり、飛び降りたりと、主人公の能力を紹介するシーンなのだが、CGを使ったアクション映像がしょぼすぎていきなり萎えた。このシリーズはそれなりの予算をかけているはずだが、このレベル?と思ってしまうような雑なものだった。ただ動いているだけだ。

 

 それから時間が遡り、主人公が若い頃に特殊能力を手に入れた経緯が展開されるが、そんなに見どころがないわりにはたっぷりと時間が割かれる。早く本題に入ってほしいと思いながら見ていたのだが、最後まで特に引っかかるところのない、ありきたりの話が続くだけだった。

 

 

 まず、主人公がちょっと身体能力が高いだけの人にしか見えなくて、スーパーヒーロー(ヴィラン)感がないのが辛い。これはバットマンやスーパーマンのように、分かりやすいコスチュームを纏っていないことも大きいかもしれない。それに彼の立ち位置も曖昧で、狩りもするけどターザンのようでもある。他の動物同様、食物連鎖の中で共存しているということなのだろうか。

 

 また、敵役がそれほど憎たらしくないのも、盛り上がらない理由の一つとなっている。もっと因縁を積み重ねて欲しかった。他にも、父親との確執や弟との愛憎といったドラマもそれほど伝わってこないし、それぞれがサイやカメレオン等の動物を模したキャラなのに、押し出し方がどうにも中途半端で、全体的に深みがない。上映時間が長い割には、描くべきところがまったく描かれていない印象だ。

 

 主人公の父親が裏社会の大物であり、敵対する組織との抗争でもあるので、「ゴッドファーザー」や「グッドフェローズ」のようなギャング映画的なアプローチをすれば、もっと面白さが増した気がするが、この映画にそんな余裕はなさそうだった。CG同様にすべてが雑なまま、ただ消化されていく映画だ。

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スタッフ/キャスト

監督 J・C・チャンダー

 

脚本 アート・マーカム/マット・ホロウェイ/リチャード・ウェンク

 

原作 Kraven the Hunter (Spider-Man)


スタン・リー/スティーブ・ディッコ/『クレイヴン・ザ・ハンター』

 

出演 アーロン・テイラー=ジョンソン/アリアナ・デボーズ/フレッド・ヘッキンジャー/アレッサンドロ・ニヴォラ/クリストファー・アボット/ラッセル・クロウ

 

音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ/エフゲニー・ガルペリン/サーシャ・ガルペリン

 

クレイヴン・ザ・ハンター (映画) - Wikipedia

 

 

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