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「モータルコンバット」 2021

モータルコンバット(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 連敗続きの格闘家は、一族の運命に導かれ、魔界との対決に挑む。

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 浅野忠信、真田広之ら出演。ゲーム原作。110分。

 

感想

 冒頭、主人公の出自を示す過去にあった先祖の忍者と殺し屋の戦いが描かれる。何やら因縁のある両者の普通の戦いかと思っていたら、凍らせたり燃やしたりする謎の能力が繰り出されて面食らう。挙句の果てには、目が光った男まで登場し、ポカンとしてしまった。

 

 ちなみに、この浅野忠信演じる目の光る男は、常時目が光ったままだ。それに気づいた時には思わず、ずっと光ってるのかよ!とツッコんでしまったが、いつもそれだとありがたみは全くなく、徐々に鬱陶しくなってきた。

 

 

 人類の救世主として予言された主人公が、能力に目覚め、魔界との戦いにまい進する。大まかなストーリーは分かるのだが、細かい部分はツッコミどころ満載だ。

 

 まず、魔界との対決に負けたら相手に支配されるというなら、もっと全人類を挙げてことに当たるべきだろう。こんな私的な集まりでどうこうしている場合ではない。

 

 人知れず戦うのではなく、全人類が見守る中で戦うような状況をまず作る必要がある。そうでなければ、多くの人は何も知らないまま、ある日突然、魔界に支配されることになってしまう。

 

 そして、どちらが支配するかを決める大会を開催しているのにも関わらず、それ以外の場所で両者が戦っている意味もよく分からない。普段は穏やかに暮らすために、溜まった怒りや不満をぶつける大会が用意されているのだとしたら、その意義は完全に失われてしまっている。

 

 また、大会を有利に進めるために場外で戦っているのなら、もはや大会なんてやる必要がない。好き勝手に相手を攻撃すればいいだけだ。どちらにしても意味が分からないし、そもそも大会って何だよ、というのもある。

 

 その他にも気になる点が山ほどある中で、両者の場外乱闘は続く。それなりのアクションと無駄に残酷な描写でそこそこ楽しめるが、対戦者同士の因縁が希薄で戦う理由があまり見えず、気分的にはさほど盛り上がらない。

 

 クライマックスの戦いも、主人公ら一族の思いを乗せたということなのだろうが、どっちがメインなのか分からない戦いとなり、中途半端なカタルシスしか得られなかった。結局、ヒーローは誰なのだ?となってしまう。

 

 最後に、結局大会やらないのかよ!とツッコませて映画は終わる。これは続編を意識してのことのようだが、一人で集中して真面目に見るよりも、皆でワイワイガヤガヤとツッコみを入れながら見る方が楽しくなりそうな映画だ。

 

スタッフ/キャスト

監督/製作 サイモン・マッコイド

 

脚本 グレッグ・ルッソ/デイブ・キャラハム

 

原作 ゲーム『モータルコンバット』より

 

製作 ジェームズ・ワン/トッド・ガーナー/E・ベネット・ウォルシュ

 

出演 ルイス・タン/ジェシカ・マクナミー/ジョシュ・ローソン/メカッド・ブルックス/ルディ・リン/マックス・ハン/チン・ハン/ジョー・タスリム/真田広之/ネイサン・ジョーンズ/デイモン・ヘリマン(声)/アンガス・サンプソン(声)/篠原ゆき子

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モータルコンバット (2021年の映画) - Wikipedia

 

 

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「モータルコンバット2」(予定)

 

 

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