内容
ポール・ニューマン主演、シドニー・ルメット監督。原題は「The Verdict」。129分。
感想
裁判というものは、正しく裁かれる場所のはずだが、実際はそうではないようだ、ということはテレビや映画を見ていればわかる。不利な証言をする人間は否定され、決定打となるはずの証拠は認められない。
有能な弁護士というのは真実がどうあれ、クライアントに勝利をもたらすことが出来る人の事だ。その報酬は高く、彼を雇えるのは社会の強者だけだ。だから裁判でも弱者は勝てない。
そういう世の中だからこういう映画が出来る。つまり、弱者が裁判で勝つということは、映画になるようなお話なのだ。
つらい過去を背負い、アルコールに溺れていたポール・ニューマン演じる主人公が、正義のために戦おう、生まれ変わろう、と心に決めて行動を始めた途端、そんな裁判の現実に打ちのめされていくのは悲しかった。もちろん映画なので最後はそれに打ち勝つわけだけども。
スタッフ/キャスト
監督
脚本 デヴィッド・マメット
原作 The Verdict
出演
シャーロット・ランプリング/ジャック・ウォーデン/ジェームズ・メイスン/ミロ・オーシャ/リンゼイ・クローズ/エドワード・ビンズ/ジュリー・ボヴァッソ/ロクサーヌ・ハート/ジェームズ・ハンディ/ジョー・セネカ/トビン・ベル*/ブルース・ウィリス*
*クレジットなし
撮影 アンジェイ・バートコウィアク
