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「ドラゴン 危機一発」 1971

ドラゴン危機一発 (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 不況の故郷を離れて出稼ぎに出てきた男が、同僚が次々と行方不明になる事件に巻き込まれていく。

 

感想

 この頃のアクションシーンはカメラワークがなってなくて迫力がないなーなんてぼんやりと見ていたら、そういうわけでもなかった。ブルース・リーが戦うまでは、ただの前座であまり撮る方にも気合が入っていないだけだった。

 

 故郷に残した母親に争いはしないと誓ったブルース・リーが遂に敵と戦いだすと一気にカメラワークも凝りだしてなかなかの迫力に。だけど彼の場合主役だからとカメラワークなんか凝らなくても、動きだけでその他大勢とは違うという事が分かる。全然キレが違う。一人だけ異次元。

 

 

 そんな彼が悪徳の社長に懐柔されてあっさりと騙されるのは間抜けで可愛らしい。強くて頭も良かったら確かにちょっと親しみが持てない。

 

 そしてこの社長はどれだけ金持ちなのか。豪邸が豪邸過ぎる。まぁ、悪事がばれそうになったら関係者を皆殺しにするくらいだから、こんな豪邸になるのだろう。

 

 最後の格闘シーン。武器を持ち出したりなかなか健闘しているが当然、ブルース・リーが勝つ。見た目からして断然ブルース・リーが勝つなってわかってしまう。いい敵役がいないと主役が引き立たないという事が良く分かる。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 ロー・ウェイ

 

製作総指揮 レイモンド・チョウ

 

出演 ブルース・リー/マリア・イー/ジェームス・ティエン/ラム・チェンイン/トニー・リュウ/ノラ・ミャオ

 

ドラゴン危機一発 (字幕版)

ドラゴン危機一発 (字幕版)

 

ドラゴン危機一発 - Wikipedia

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