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「レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳」 1976

レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳 (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

  日本人道場が街を牛耳ることに憤った若者は、武術を学び反撃を誓う。ブルース・リー主演「ドラゴン怒りの鉄拳」の続編。

 

感想

  序盤は続編と言いながら続編らしくない展開。武術すらやっていない主人公の周辺で、武術道場同士が争っている。中盤になって日本人道場が力を誇示し始めて反日感情が高まり、ようやく前作同様の舞台が整い続編感が出てくる。

 

 そんな中で主演であるジャッキーが怒りに燃え、皆を鼓舞するのだが、武術もやっていないただの若者がそれをやるというのが逆にすごい。「あいつらを倒そう!俺はこれから武術習うから!」って、なかなかの長期展望だ。目標達成は何年後を予定しているのか、そのロードマップを示してほしくなる。これがビジネスならだれも投資しない。

 

 

 そして必死の猛特訓。ジャッキー・チェンは修行シーンが絵になる。ブルース・リーはそんなことしなくても元々強そうで、そこが二人の違いかもしれない。孤高の強さと共感を呼ぶ強さ。

 

 クライマックスは当然日本人達との直接対決。ただジャッキーは主演として弱いと思われていたのかあまり前面には押し出されておらず、ジャッキー含む中国人(台湾人?)対日本人の対決といった印象。日本人側はあまり良く描かれていないが、特に道場主の娘は酷い。強いのだが憎たらしい。いかにも権力のある人間の娘といった感じで傲慢。まぁでもこういう女性、日本にいないこともないか。

 

 前作ではカッコ良かったブルース・リーが残像を描きながら構えるシーンと同様のシーンがあるのだが、ジャッキーがやるとなんか笑ってしまって全然カッコよくない。ブルース・リーの物真似にならないよう、だけど前作の雰囲気を壊さないよういろいろ大変だったのだろうとその苦労がしのばれる。

 

 前作同様のラストは寸止めせずに最後まで描いてしまっていたが、意外とアメリカンニューシネマの影響があるのかもしれないなと思った。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作総指揮/出演 ロー・ウェイ

 

出演 ジャッキー・チェン/ノラ・ミャオ

 

レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳 - Wikipedia

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