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「15歳、アルマの恋愛妄想」 2011

15歳、アルマの恋愛妄想 (字幕版)

★★★★☆

 

 片田舎に住む少女は、ある出来事をきっかけに嘘つきのレッテルを貼られ、仲間はずれにされる。ノルウェー映画

 

 何もないような片田舎でいじめにあったらかなり辛いものがある。ほぼ学校と家の往復だけで過ごす生活のうちの一つで、居場所がなくなってしまったということになる。ただ彼女はそれでも堂々としていたのがエラい。辛いことは辛いのだが、それでも決して卑屈になったり、自分を責めたりすることはなかった。

 

 そしてもう一つの場所、家でも母親との関係がギクシャクして、こちらでも居心地が悪くなってしまっている。問題は課金式テレホンサービスの請求書から始まっており、それは注意できるとしても、娘が性に目覚めて興味津々であることに対しては、母親は何を注意できるのか、難しいところではある。

 

 そんな彼女を救ったのが、外の世界に出てみたことだった。外に出て特に何をしたわけでもないが、自分がいた世界は広い世界の一部でしかないということを理解すると、途端に余裕のようなものが生まれてくるものなのかもしれない。今いる閉塞感のある場所がこの世の全てで、そこで生きていくしかないと考えていたら、絶望感しかなくなってしまう。

 

 一気に状況が好転してしまうラストや、少しスベリ気味のコミカルなシーンなど、気になる点はあるが、コンパクトにうまくまとめられた映画だった。北欧っぽい色素の薄い感じの映像も良かった。

 

監督/脚本 ヤンニッケ・シースタ・ヤコブセン

 

出演 ヘレーネ・ベルグスホルム/ヘンリエッテ・ステーンストルプ/マーリン・ビョルホフデ /ベアテ・ステフリング/マティアス・ミーレン/ラース・ノルトヴェイト・リスタウ/ジョン・ブレイクリー・デヴィック/ユリア・バケ=ヴィーク/フィン・トクヴァン

 

15歳、アルマの恋愛妄想 - Wikipedia

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