BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ガンズ&ゴールド」 2014

ガンズ&ゴールド(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 刑務所で他の囚人に襲われそうになった主人公は、ある男に助けられ、出所後は彼に協力する約束をさせられる。

 

感想

 主人公が刑務所に収監されるシーンから始まる。ただし、主人公がなぜ収監されたのかは明かされないし、ユアン・マクレガー演じる囚人のボス的存在の男についても詳細は明らかにされない。

 

 ただ、主人公が刑務所に入るのは初めてなので、そこまで悪いやつではなさそうだ、とか、ボスはそんな主人公でも知っているくらいの有名人のようなので、相当なワルだ、とかは、何となく伝わってくる。 気になる人は気になってしまうのかもしれないが、この映画ではそれくらいの人物紹介でもいいような気がする。その後も彼らのキャラクターやバックグラウンドが何となくは分かるように描かれている。

 

 刑期を終えた主人公は、約束した通りボスのために行動する。ここから主人公はボスの犯罪に同行するようになっていく。この辺りは父子のような関係と言っていいのかもしれない。しかし、主人公がある女性と交際を始めたこと、順調だった犯罪の計画が狂ったことから、二人の関係に溝ができ始める。

 

 正直、主人公が恋人と惹かれ合い、付き合い始める過程が、説得力に欠ける気はする。二人の関係がどの程度なのかがよく分からないので、最後の大どんでん返しはカタルシスというよりは、あ、そうだったの?という軽い驚きのほうが強かった。全体的に素っ気ない映画ではあるが、このどんでん返しの描写くらいはもうちょっとしっかり描いて欲しかった。

 

 ただその映画の素っ気なさが、物語に惹きつける大きな力にもなっていると言える。どことなくミステリアスな雰囲気を醸し出し、ダレることなく最後まで一息で見ることが出来た。

 

監督/脚本 ジュリアス・エイヴァリー

 

出演 ブレントン・スウェイツ

bookcites.hatenadiary.com

アリシア・ヴィキャンデル/マット・ネイブル/デイモン・ヘリマン

 

ガンズ&ゴールド(字幕版)

ガンズ&ゴールド(字幕版)

 

ガンズ&ゴールド - Wikipedia

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com