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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ワーキング・ガール」 1988

ワーキング・ガール (字幕版)

★★★★☆

 

 ビジネスの世界で成功を夢見るが、学歴もなく女だという事でなかなかチャンスをもらえない。

 

 女性の社会進出にも絡めているのだろうが、この主人公の場合問題なのは学歴がない事。確かに女性がキャリアを築きにく環境であったのかもしれないが、現にすでに女性の上司がいる。社内での教育を受けたくても学歴のある人間が優先的に受講して、学歴のない彼女は後回しにされてしまう。

 

 これは女性の社会進出同様、未だ現代でも続いている問題だ。学歴重視。でも、これに関しては仕方がないのかなという気もする。学歴がない人間にも素晴らしい人がいて成功している人もいるが、高学歴の人間の方が仕事ができる可能性が高い。採用する側も採用する言い訳がし易いから目安として学歴を見るのは自然な事だ。

 

 そしてどんなに実力があっても上司が優秀でないと成功しにくい。自分の事しか考えていない上司や器の小さい上司に当たってしまうと不当な扱いを受けてしまう。だからいい上司とめぐり逢う運も必要だ。

 

 この主人公はそうした苦境を乗り越えて最終的には成功を手に入れるが、正々堂々と戦って成功を手に入れていったというよりも、一つのチャンスを生かしたという印象が強い。もちろん常日頃努力はしていたのだけども、ある日突然チャンスが転がり込んできたシンデレラストーリーのヒロインのようにその後はとんとん拍子で駆け上がっていく。彼女に憧れる女性はいても、自分も頑張ろうと思う女性はいないんじゃないだろうか。どこかおとぎ話のような話。

 

 チョイ役でケビン・スペイシーが登場していたり、今観ると豪華な役者陣。そして、80年代のファッションも見どころの一つ。主人公の友人役のジョーン・キューザックの髪形やメイクは困惑させられる。そして、この時代は女優陣もそんなにやせ細っていなくてどちらかというとぽっちゃりしている。やせ細っているのがもてはやされるようになったのは最近の事なのか。そういえば日本の80年代のアイドルもぽっちゃりしている人が多かった。

 

監督 マイク・ニコルズ

 

出演 

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シガニー・ウィーバー / メラニー・グリフィス / アレック・ボールドウィン / ジョーン・キューザックケヴィン・スペイシー/デイビッド・ドゥカブニー

 

ワーキング・ガール - Wikipedia

 

 

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