感想
現在と2年前を行き来しつつ物語は進む。2年前に物語の中心にいた人物たちが、現在ではなんだかよそよそしく、距離をとっているかのような印象を与えていたが、話が展開していくにつれ、段々とその理由が明らかになってくる。椎名の隣人の正体が分かったときは驚いた。けど、読み直してみるとなかなか丁寧に伏線が張ってある。
2年前の語り手として、女性である琴美が務めている部分の文章がちょっとぎこちない感じがあった。彼女の心の動きの描写とか。なんだか幼すぎるというか。
死んでも生まれ変わると言いつつも、本当に生まれ変わるのだろうな?と二人とも確認しているところが可笑しかった。すごく分かる気がする。
著者
参考・引用文献
登場する作品
*
*
*
*直接作品名は出てこない
登場する人物
キーワード
関連する作品
映画化作品
この作品が登場する作品