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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「楽しい人は世界を救う」 2010

楽しい人は世界を救う

★★★☆☆

 

 いいタイトルだ。誰かが今を楽しんでいれば周りの人間も楽しもうとするし、それが広がれば世界で泣いている人はいなくなる。

 

 このアルバム、というか最近のYO-KINGはすごい丁寧に歌を歌うようになっている。何かのインタビューでボーカリストとしての面白さに目覚めた、みたいな事を語っているのを見た覚えがあるが、YO-KINGの魅力ってぶっきらぼうだけど妙に心に届くあのボーカルにあると思うんだけど。もちろんそれだけではないのだけれども、あのボーカルあってこそって気がする。丁寧に歌おうとすることで、本来の良さが抑えられているような印象を受け残念。

 

 アルバムを通してポジティブな空気が流れている。特に9.の戻らない過去でも、あるかどうか分からない未来でもなく「今に時計を合わせよう」って言葉が沁みた。

 

Y0-KING

 

楽しい人は世界を救う

楽しい人は世界を救う

 

 

1. バランス

2. 百年以上の幻

3. 星の海

4. 青空揺れる

5. BODY

6. 脳プロブレム

7. いつも笑顔で

8. 忘れはしない

9. 輝く星と楽しい遊び

10. 世界の元 -Album Version-

11. 泣かないけどね

 

 

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