★★★★☆
内容
「七人の侍」のリメイク作品。
感想
いろんな無駄な要素を詰め込んだ、いわゆる今のハリウッド的な映画ではなく、シンプルに観ていて楽しい映画に仕上がっている。
7人もメインにいると複雑になって、それぞれのキャラがぼやけてしまいグダグダになりそうだが、それぞれの個性がしっかり描かれている。チャールズ・ブロンソン演じる男と子供達とのやりとりがいい。
これは黒澤映画の特徴でもあるが、ちゃんと庶民にも光を当てていて、すごいガンマン達の戦いという単純な物語に終わらせてないのもいい。ハリウッドだとそういうところを端折ってしまいそうだが。
こういうスター達の競演はそれだけで楽しいし、それぞれの見せ場がちゃんと用意されている映画というのもなかないので、20年おきぐらいにその時のハリウッドスターを揃えてリメイクしたら面白くなりそうだ。「オーシャンズ11」とかがそれに当たるかもしれないが。
スタッフ/キャスト
監督/製作
原作 七人の侍
出演
ユル・ブリンナー/ホルスト・ブッツホルフ/ブラッド・デクスター/ロバート・ヴォーン/イーライ・ウォラック/ロゼンダ・モンテロス/ジョン・アロンゾ/ウラディーミル・ソコロフ/ヴァル・エイヴリー
音楽 エルマー・バーンスタイン
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