★★★★☆
あらすじ
盗まれた爆弾のタイマーを解除するため、現地に詳しい囚人とともに高い壁で隔離された犯罪多発地区に乗り込む刑事。
フランス映画「アルティメット」のハリウッドリメイク作品。
感想
ワイルド・スピードシリーズで知られた故ポール・ウォーカーの最後の主演作、ではあるのだが、いざ観てみるとダヴィッド・ベルのアクションが強烈に印象に残る映画だ。なんでも彼は”パルクール”というものの第一人者で、動きが超人的。無鉄砲なことを平気な顔でやるものだから笑ってしまうほど格好いい。映画のポスターを見たときは、登場人物たちが空を飛べるとかの特殊能力を持っているのだろうなと思っていたが、そういうことだったのか。
犯罪者の巣窟に乗り込み、二人が暴れまわるのを観るのは気持ちよかった。そして、ただ単純に彼らを倒して終わりじゃなかったのも良かったのだが、ラストはちょっと違う気がした。今まで散々犯罪を犯してきた人間を祭り上げるのは違和感があった。
スタッフ/キャスト
監督 カミーユ・ドゥラマーレ
脚本 リュック・ベッソン
原作
出演 ポール・ウォーカー/ダヴィッド・ベル/RZA/カルロ・ロタ/ロバート・メイレット
関連する作品
リメイク元のオリジナル作品