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「マグニフィセント・セブン」 2016

マグニフィセント・セブン (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 悪徳実業家に町から追い出されそうになった住人たちは、対抗するために金で助っ人を雇うことにする。1960年の映画「荒野の7人」のリメイク作品。

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感想

 賞金稼ぎの主人公に率いられた七人の助っ人たちが、住人たちと共に悪党と戦う物語だ。原作だとそれぞれキャラクターの違う七人が個性を生かして活躍するのだが、この映画はあまりそんな感じがせず、こじんまりとしている。確かに七人の人種やバックグラウンドはそれぞれ違う。だがキャラクターとしての方向性はそんなに変わらない印象だ。皆、腕が立つ一匹狼といったところだろうか。

 

 また、それぞれのキャラクターに感情移入したくなるほどの描き方がされていないのも問題なのかもしれない。主人公とクリス・プラット演じる演じるギャンブラー以外は初登場シーンにあまりインパクトがなかった。それに何か問題を抱えていそうなイーサン・ホーク演じるスナイパーにしても、しっかり詳細を描くのではなく、なんとなくそれを匂わすだけだった。七人それぞれの関係性の中にも注目すべきようなものはない。時間的な制約もあったのだろうが、これなら別に七人ではなくて三人ぐらいで良かったのでは?と思ってしまった。

 

 

 ただクライマックスの悪党たちとの対決は迫力があって悪くなかった。もうちょっとアイデアのある作戦が欲しかったが、激しいアクションが繰り広げられて見ごたえがある。敵味方関係なく、呆気なく人が死んでいくのもリアルだ。圧倒的だった敵のガトリング銃を破壊したギャンブラーのシーンも、その前のハンターがやられた時の前振りが効いていた。この時はせめて一矢報いてから倒れてくれよと思ったのだが、これのための伏線だった。

 

 大自然の雄大さを強調するようなショットや、敵のボスとの一対一の決闘となった時の主人公の顔のアップなど、西部劇らしさを意識した映像が随所に見られる。映画的な雰囲気を濃く漂わせた映画だ。あの「七人の侍」「荒野の七人」のリメイクだと大上段に構えて見なければ、普通に楽しめる娯楽作品だと言えるかもしれない。

 

スタッフ/キャスト

監督/製作総指揮 アントワーン・フークア

 

原作 七人の侍


出演 デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/ヴィンセント・ドノフリオ/イ・ビョンホン/マヌエル・ガルシア=ルルフォ/マーティン・センズメアー/ヘイリー・ベネット/ピーター・サースガード

 

音楽 ジェームズ・ホーナー/サイモン・フラングレン

 

マグニフィセント・セブン - Wikipedia

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