★★☆☆☆
あらすじ
戦争から戻った父親が殺されるのを目撃した少年は、ショックで心を閉ざしてしまう。ザ・フーのロック・オペラ・アルバム「トミー」を映像化したミュージカル映画。
感想
ロックオペラという事で、全編歌のみで普通のセリフはなし。それで正直つらかった。ただ、音楽自体は良く、物語を理解しようとするのではなく、音楽と映像を楽しむつもりで見るのならありなのかもしれない。
どうでもいい事なのだが、ビンポールのチャンピオンというのは、そんなに人気が出て儲かるものなのか。自分の感覚的にはヨーヨーチャンピオンみたいなものなのだが。一部では熱狂的な人気があるが、スーパースターのような存在にはなれなさそうだ。
映像と音楽を楽しむという意味で見るなら、破壊されたテレビからあふれ出る洗剤や豆やチョコレートに主人公の母親がまみれるシーンは、訳が分からないがなぜかエロティックで印象的でよかった。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/製作 ケン・ラッセル
脚本/出演 ピート・タウンゼント
原作 トミー
出演 ロジャー・ダルトリー/アン=マーグレット/オリヴァー・リード/エルトン・ジョン/エリック・クラプトン/ティナ・ターナー/キース・ムーン/ロバート・パウエル/メアリー・ホランド/ケニー・ジョーンズ/トニー・ニューマン/ニッキー・ホプキンス
出演/音楽 ザ・フー
編集 スチュアート・ベアード