★★★★☆
あらすじ
疑いを晴らすためにニューヨークに向かった主人公とヴェノムは、その道中で謎の怪物に襲われる。
トム・ハーディ主演、キウェテル・イジョフォーら出演。「ヴェノム」シリーズ第3作目。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)第5作目。110分。
感想
「ヴェノム」シリーズの第三作目だ。元恋人との関係など、これまで描かれてきた内容が繰り返されることはなく、新たなストーリーが展開される。
宇宙のどこかにヴェノムらの創造主が封印されていて、ヴェノムと主人公からそれを解くための鍵を奪おうと怪物が送り込まれた、というもので、取ってつけたような設定だ。誰が何のために創造主を封印したのか不明だし、なんで急にそんな話が持ち出されるのかと思わなくもないが、あまり気にしてはいけないのだろう。
主人公は潜伏していた中南米からニューヨークに向かう。だがその途中で怪物に襲われ、そこから彼らとの戦いが始まる。ロードムービーぽい要素があり、ヴェノムが大自然の中で馬になったり魚になったりと変形するのが面白い。
これまでのシリーズで苦手だった主人公とヴェノムのつまらない二人羽織的な掛け合いがしつこくなくなり、軽く済ませてくれるのもありがたい。そしてラスベガスで見せる思わぬ人とのダンスシーンも印象に残った。音楽も良い。
主人公らは米軍にも追われるようになり、ついに捕らえられて連行されたエリア51で、クライマックスのバトルとなる。ここではヴェノムだけでなく、他の人物に寄生したシンビオートも入り乱れて共に怪物と戦う。彼らが変身するさまも含めて映像的にど派手で見ごたえがある
これまでのシリーズで気になっていた、ヴェノムらシンビオートばかりの映像が続くと単なるバケモノ同士の戦いに見えてしまい、感情移入しにくくなるという点も、程よく人間を登場させることでうまく回避している。
真剣にストーリーを追うといろいろ気になる点が出てくるのかもしれないが、解像度を低くして見れば、スクリーン狭しと躍動するヴェノムが楽しくて、それだけで満足できる。難しく考えずに、気持ちの悪いヴェノムらがバーン!と現れてグチャグチャ!と変形し、ドーン!と激突する気持ち良さを堪能すればいい。そんな風に思える映画だ。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/製作 ケリー・マーセル
原作 Venom (2025-) #250 (English Edition)
製作/出演 トム・ハーディ
出演 キウェテル・イジョフォー/ジュノー・テンプル/リス・エヴァンス/スティーヴン・グレアム/ペギー・ルー/クラーク・バッコ/アラナ・ユーバック/アンディ・サーキス/クリスト・フェルナンデス
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