感想
戦時中にもパーティやったりしてる国には勝てない。北風と太陽というか。
無邪気に英雄気取りで出兵を待っていた彼らが、いざ戦地に向かうと次第にその表情が変わっていくのが印象的だった。遠くの戦争を、物語で聞くのと実際に生きるか死ぬかの現場に立つのでは、そりゃぜんぜん違う。自分が相手を殺すだけではなく、自分が殺される事もあるということにようやく気づく。
戦場でようやくそれに気づくのが人間の悲しいところ。戦場に向かう前に、戦争を始める前にそれに気づいていれば戦争なんてしなくてすむのに。想像力が大事だ。
クリント・イーストウッドが音楽も担当していることに驚いた。
スタッフ/キャスト
監督/製作/音楽
脚本 ウィリアム・ブロイレス・Jr/ポール・ハギス
製作
ロバート・ロレンツ
出演 ライアン・フィリップ/ジェシー・ブラッドフォード/アダム・ビーチ/バリー・ペッパー/ジョン・ベンジャミン・ヒッキー/ポール・ウォーカー/ジョン・スラッテリー/ジェイミー・ベル/ロバート・パトリック/ニール・マクドノー/メラニー・リンスキー/トム・マッカーシー/クリス・バウアー/ジュディス・アイヴィー/ジョセフ・クロス/ベンジャミン・ウォーカー
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