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内容
将来起業を目指すタクシードライバーは、一晩でいくつもの仕事をこなす予定の殺し屋に付き合わされることになる。
トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス出演、マイケル・マン監督。120分。
感想
非情な殺し屋トム・クルーズと心優しきタクシー運転手ジェイミー・フォックス、映画はほぼこの二人だけで進行する。ジェイソン・ステイサムはカメオ出演。
トム・クルーズのクールな殺し屋が良い。喋り方や身のこなし。時折コミカルですらあった。
目的を遂行するために一直線に突き進む殺し屋と、それに巻き込まれた、夢を持ちながらいつまでも実行に移さないジェイミー・フォックス演じるドライバー。二人の対照的なやり取りが面白い。
殺し屋の最後のターゲットは途中で読めたが、全然最後まで見られた。ロサンゼルスの美しい夜景が印象的に挿入される乾いた雰囲気の映画だ。エピローグの無いラストも潔い。
スタッフ/キャスト
監督/製作 マイケル・マン
脚本 スチュアート・ビーティー
製作総指揮 フランク・ダラボン/ロブ・フリード/ピーター・ジュリアーノ/チャック・ラッセル
出演
ジェイダ・ピンケット=スミス/マーク・ラファロ/ピーター・バーグ/ブルース・マッギル/イルマ・P・ホール/バリー・シャバカ・ヘンリー/ハビエル・バルデム