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「PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン」 2006

PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン【通常版】 [DVD]

★★★★☆

 

内容

 ベトナム戦争が泥沼化し反戦運動が盛り上がるアメリカで、政府はジョン・レノンを要注意人物とみなすようになる。ドキュメンタリー映画

 

感想 

 ジョン・レノンオノ・ヨーコ平和運動に怯えるアメリカ。平和を願うことで政府にマークされるなんて。かといって好戦的でもきっとマークされるわけで。なかなか難しい。つまり政府の方針に逆らわずに空気を読んでろよって事で、この頃のアメリカはなんかおかしい。どこが自由の国なんだ、と。

 

 きっと小さく活動しているだけなら無視していたのだろうが、ジョン・レノンの影響力の大きさに恐れを抱いたのだろうなとは思う。いわゆるエンターテイナーがここまで政治的活動をする事ってなかったって事なのだろう。もともと音楽には人を集める力があるから、まるで昔の宗教みたいに政府は恐れたのだろうな。

 

 そしてニクソンのヒールぶり。彼の名が映画に登場する場合、大抵は嫌われ役として登場する。どんだけイメージ悪いんだよ。だけどもちゃんと選挙で選ばれているわけで。しかも2回も。なんだか不思議だ。

 

 それにしてもマスコミのどんな質問にもちゃんと答えるジョン・レノンはかっこいい。どんな質問にもユーモアを交えて気の利いた受け答えをする。そこがまた人を引き付けるところなんだろう。

 

 そしてアメリカの嫌がらせにも怯まずニューヨークに住むことに拘ったジョン・レノン。そこまで魅力的な街なんだろうか。一度くらいは行っておきたい街だ。

 
監督 デヴィッド・リーフ/ジョン・シャインフェルド

 

出演 ジョン・レノンオノ・ヨーコ/ジョン・ウィーナー/ロン・コヴィック/ジョン・シンクレア/タリク・アリ/ウォルター・クロンカイト/マリオ・クオモ/アンジェラ・デイヴィス/ジョージ・ゴードン・リディ/ジョージ・マクガヴァン/ボビー・シール

 

音楽 ジョン・レノン

  

PEACE BED アメリカVSジョン・レノン - Wikipedia

 

 

登場する人物

リチャード・ニクソン

 

 

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