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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「スライディング・ドア」 1998

スライディング・ドア(字幕版)

★★★★☆

 

 仕事をクビになり帰宅する女性の、電車に飛び乗れた場合と乗れなかった場合のその後の人生。

 

 この映画は、ドアが閉まる寸前の電車に滑り込めたか、滑り込めなかったかで違った人生が展開されるが、本当の人生であれば、その後も無限に分岐点が存在している。右足から家を出たか、左足から出たか。本屋で気になった本を購入したか、そのまま店を後にしたか。そんな些細な違いで人生が少しずつ変わってくる。残念ながら、もう一つの選択肢を選んでいたらその後どうなったのかを知ることはできないが、そういった数限りない分岐点での選択を繰り返して今の自分がいる。そう考えるととても不思議な気分になる。

 

 電車に飛び乗れた場合のグウィネスは、同棲相手の浮気を知ることができ、いい男とも出会うことができ、いい方向に自分自身も変われることが出来た。やはり悪いニュースは早めに知った方がいい。しかし相手役のジョン・ハナー、いい男かな。お喋りで妙にテンション高いし、イギリスのロビン・ウィリアムスといった感じ。なんかヤバそうで好きにならなさそうだけど。

 

 それからイギリス人の結婚観もよく分からない。勿論不倫は良くないっていう認識はあるようだけど、でも別居中で離婚寸前なら問題ないっていう認識。そんな男の話を真に受けて安心しちゃっていいもんかな。それでも不倫には違いないはずだけど。

 

 日々の些細な選択の連続で少しずつ人生は違っていくが、どんな人生になっても運命の人には必ずどこかで出会ってしまうんだよ、という事か。そして良いように思える人生もその先何が起きるかなんて分かったもんじゃないというメッセージや、映画の随所にみられるイギリス人らしい皮肉等、なかなか悪くない映画だった。エンディングで流れるDidoの曲「Thank You」もいい。

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監督/脚本 ピーター・ホーウィット

 

製作

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出演

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ジョン・ハナー/ジョン・リンチ/ジーン・トリプルホーン/ザーラ・ターナー/ダグラス・マクフェラン /ポール・ブライトウェル/ニナ・ヤング

 

スライディング・ドア - Wikipedia

 

 

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