★★★★☆
感想
世界を牛耳る巨大な組織。こんな組織が実際にあるのかは知らないが、こんな規模になってしまったら、誰か一人が仕切っているわけではなくなるのだろう。一つの大きな有機体のようなもので、個々の思惑が絡み合って一つの大きな動きとなる。
だから、誰を捕まえればいいというレベルではなく、どこかに穴が開いたら誰かでそれを埋めるだけ。たちが悪い。
演説中の狙撃現場を調べるために、銃痕に棒を指して弾道を調べるのはなかなかうまい演出だなと思った。
スタッフ/キャスト
監督/音楽 トム・ティクヴァ
出演 クライヴ・オーウェン/ナオミ・ワッツ/アーミン・ミューラー=スタール/ウルリク・トムセン/ジェームズ・レブホーン