★★☆☆☆
あらすじ
幼少期に遭遇した冬山のホテルでの惨劇をトラウマに育った男は、荒れた生活を改めて穏やかに暮らしていたが、ある時から不思議な能力を持った少女と交信するようになる。
1980年の映画「シャイニング」の続編。ユアン・マクレガー主演、スティーヴン・キング原作。152分。
感想
「シャイニング」で生き残った少年のその後を描いた物語だ。序盤は事件直後の様子が描かれ、回想で前作の印象的なカーペットが登場したときはテンションが上がった。
ただその後は、たくさんの人物といくつもの場所が登場し、説明的なセリフも多くて混乱する。前作のシンプルな冬山の惨劇とは大違いだ。そして分かってきたのは、これはどうやら特殊能力を持った主人公らと半不老不死のヴァンパイア?集団の対決となっていくらしいということだ。
唐突にヴァンパイア集団が現れ、続編なのにまったくテイストの違う話に戸惑いは隠せない。しかも自分が苦手なジャンルの方面に行ってしまったので、テンションはダダ下がりだった。能力者同士の緊迫した戦いが続く。
終盤、主人公らは前作の雪山のホテルに向かう。斧で穴を開けられたあのドアやあのパーティ会場、迷路の庭園などが登場して、再び気分は盛り上がってきた。ジャック・ニコルソンのそっくりさんも登場する。
前作とのつながりはちゃんとあるし、続編だからと似たような話をくり返さなければならないという決まりもないのだが、「思っていたのと違った」というのが率直な感想だ。そんな状態なのに上映時間が2時間半もあるのもつらい。
ただ変な先入観を持たず、なおかつこの手のジャンルが好きなのであれば普通に楽しめるような気もする。原作のスティーヴン・キングも今作では激怒していないようなので、原作小説を楽しめた人なら満足できるのだろう。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/編集 マイク・フラナガン
出演
レベッカ・ファーガソン/カイリー・カラン/クリフ・カーティス/カール・ランブリー/ザーン・マクラーノン/エミリー・アリン・リンド/ブルース・グリーンウッド/カレル・ストルイケン/ヘンリー・トーマス/ジェイコブ・トレンブレイ/ヴァイオレット・マッグロウ
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