★★★★☆
あらすじ
イランで米国大使館占拠事件が発生。人質になるのを免れ、現地で匿われた6人のアメリカ人のために、映画撮影を装って国外脱出させる作戦が決行される。事実を基に製作された映画。アカデミー賞作品賞。
感想
この事件の元々の元凶はアメリカなわけだが、一つの国を無茶苦茶にするとかよくできるなとまず思ってしまう。戦争中と意識は変わっていないのだろう。リアルな戦争をするより効率がいいくらいにしか思っていない。そんなことを世界中でやっている。
映画のクルーに扮装させて国外脱出させるというこの話が、事実を基にしているという事に驚く。敢えて危険な地帯に映画の撮影をしに行くかなと思わなくもないが、事実だからしょうがない。誰も行こうとしない所に敢えて行く理由を考えたら、それが一番リアリティがあったという事だろう。街のヤバイ雰囲気が伝わってきて、緊張感がある。
身元がバレて捕まったら公開処刑されるという恐怖の中で、空港から飛行機が飛び立ちイラン領空を通過するまでの、ハラハラ・ドキドキ感は堪らなかった。ただ、それを演出しようと全てがギリギリ過ぎて、ちょっと出来過ぎ感もあった。
スタッフ/キャスト
監督/製作/出演 ベン・アフレック
脚本 クリス・テリオ
製作
出演 ブライアン・クランストン/アラン・アーキン/ジョン・グッドマン/クレア・デュヴァル/マイケル・パークス/テイラー・シリング/カイル・チャンドラー/ヴィクター・ガーバー/テイト・ドノヴァン/スクート・マクネイリー/ケリー・ビシェ/ロリー・コクレーン/クリス・メッシーナ/ジェリコ・イヴァネク/タイタス・ウェリヴァー/ボブ・ガントン/リチャード・カインド/クリストファー・スタンリー/テイラー・シリング/エイドリアン・バーボー/フィリップ・ベイカー・ホール