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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「クレイジー・ハート」 2009

クレイジー・ハート (字幕版)

★★★★☆

 

監督 スコット・クーパー

 

 一人で各地を営業で回るかつての人気カントリー歌手が一人の女性と出会う。

 

 自ら車を運転し営業先に乗り付け歌を歌い、その後は酒を飲み女を見つけ、起きたら次の営業先に向かう。気楽で煩わしい人間関係もなく羨ましくさえ感じるが、それも何年もやっていると嫌になるのだろうな。煩わしい人間関係に悩まされない代わりに孤独を感じ、酒に溺れるようになる。新曲を書くモチベーションもない。むなしく過ぎる日々。

 

 そんな日常を変えるのはやっぱり人との出会いだ。一夜限りの関係でなくずっと会いたいと思えるような人の存在。地方回りの合間を縫って無理して会いに行ったり、新曲を書く気にさせたりと何のメリハリもなかった日々に刺激を与えて気力を甦らせる。それだけでなく過去の自分を見つめ直させたり、駄目な現状を変えたいという気持ちにさせてもくれる。たった一人との出会いで人生はこんなにも変わる。孤独と向き合って得るものとは違うものが得ることが出来る。

 

 想像していたハッピーエンドとは違うが爽やかな気持ちになれるハッピーエンド。想像していたハッピーエンドは多分ないだろうと思わせる状況だったがそれはまぁ仕方がない。人生において全てがうまくいくことはない。だけど人はきっかけを掴み人生を変えることが出来る。そう思わせてくれる映画。

 

出演 ジェフ・ブリッジス / マギー・ギレンホール / ロバート・デュヴァル

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