BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「最高の人生のつくり方」 2014

 最高の人生のつくり方(字幕版)

★★★★☆

 

 妻を亡くしアパートで一人暮らしをする気難しい男が、暫くの間、孫娘を預かることになる。

 

 独善的で口が悪く、アパートの隣人たちに嫌われる男。しかし、妻の闘病に付き添い看取った過去がある。きっとこの妻との最後を中心に描いていれば、この人は愛した妻につくした心優しい夫という事になるのだろうが、残念ながら妻を亡くした後も人生は続く。愛する人のいない孤独な生活を続けるうちに心が偏屈になってしまった。どんな人間も単純ではなく複雑で、簡単に判断できるものではないということがよく分かる。

 

 ある意味では心を閉じて生きていた男だが、孫娘の登場により徐々に周りの人間達の関係に変化が生じ始める。人間って誰かのために生きるということは大事なことなのかもしれない。自分のことしか考えていないと、他者の気持ちなんて考えない。誰かを大切に思うからこそ、他の人々の事も思いやれて、親切にできる。

 

 そんな可愛い孫娘がいながらも孫娘が全てとならず、ちゃんと自分の事に重きをおいているのもよい。孫娘の人生と自分の人生を混同していないというか。いくつになっても自分の気持に正直で、年齢など気にせずに恋愛をしたければする。

 

  大切な夫婦の思い出が残る家は同じような夫婦に売りたいのに、アジア人や黒人や中南米の人間ばかりが買いに来るという、今のアメリカが抱えている闇を垣間見せてもいる。

 

 それから主人公の同僚のおばあちゃんがいい味を出していた。長年共に戦ってきた同志といった感じで、二人の友情にもジンと来るものがあった。

 

監督/製作/出演 ロブ・ライナー

 

出演 マイケル・ダグラス

bookcites.hatenadiary.com

 スターリング・ジェリンズ/スコット・シェパード

 

最高の人生のつくり方 - Wikipedia

最高の人生のつくり方 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com