感想
ライブハウスなら違和感ないけど日常生活でデスメタルの扮装してる奴いたら浮きまくりでウケるよねー、という事なのだろう。そのあたりで笑えるシーンはあったが単発。
ポップでおしゃれな音楽をやりたい本当の姿と、仕方なくやらされているが見事にハマっているデスメタルバンドのボーカルとのギャップを演じた松山ケンイチは、やりがいがあったのだろうが。
原作があるからあれだが、デスメタル一代記みたいな感じで、デスメタル一辺倒で悪口雑言まき散らす映画にしたほうが面白くなったかも。デスメタルなんて普通の人はなんとなく知ってるかもというぐらいだから、それを前面に押し出して過去のデスメタル界の逸話なんかを引用したりすれば、へーこんな世界があるんだー、と2時間ぐらいは面白がって見てくれそうだ。マニアックな人気が出たりして。
松雪泰子は良かった。
スタッフ/キャスト
監督 李闘士男
脚本 大森美香
原作 デトロイト・メタル・シティ 1 (ジェッツコミックス)
出演
加藤ローサ/秋山竜次/細田よしひこ/大倉孝二/岡田義徳/鈴木一真/高橋一生/美波/大谷ノブ彦/ジーン・シモンズ/加藤諒/宮崎美子
音楽 服部隆之