内容
104分。
感想
ライブハウスなら違和感ないけど、日常生活でデスメタルの扮装してる奴いたら浮きまくりでウケるよね、という事なのだろう。それで笑えるシーンはあったが単発だった。
ポップでおしゃれな音楽をやりたい本当の姿と、仕方なくやらされているが見事にハマっているデスメタルバンドのボーカル姿、落差のある二つの姿を演じ分けられて、きっと松山ケンイチはやりがいがあったのだろう。
原作があるからあれだが、デスメタル一代記みたいな感じで、デスメタル一辺倒で悪口雑言まき散らす映画にしたほうが面白くなったかもしれない。デスメタルなんて普通の人はなんとなく知ってるかもというぐらいだから、それを前面に押し出して過去のデスメタル界の逸話なんかを引用したりすれば、こんな世界があるのかと2時間ぐらいは面白がってくれそうだ。マニアックな人気が出たりするかもしれない。
松雪泰子は良かった。
スタッフ/キャスト
監督 李闘士男
脚本 大森美香
原作 デトロイト・メタル・シティ 1 (ジェッツコミックス)
出演
加藤ローサ/秋山竜次/細田よしひこ/大倉孝二/岡田義徳/鈴木一真/高橋一生/美波/大谷ノブ彦/ジーン・シモンズ/加藤諒/菅原大吉/宮崎美子
音楽 服部隆之