★★★☆☆
監督 宮崎吾朗
老朽化した部室棟を解体させないために立ち上がった生徒たち。
部活動に勤しむ生徒たちが楽しそう。昔は今みたいに情報が溢れていなかったから、余計な事に気を取られないで打ち込みやすかったのかも。今だと見た目も気にしないといけないし、流行りものにもついて行かないといけないから何かに集中して打ち込むって事は難しそうだ。
古くなった建物を取り壊しを阻止するために大掃除をする生徒たち。古いものを大切にしようという精神でやっているのに中のものをどんどん捨てたりするのはなんだか矛盾しているような気もするが。古いものでも大切にしなきゃいけないものとそうでないものがあるって事だろうか。それだと個々の価値観に寄ってしまう。
そして主人公にまつわる人間関係。意外と複雑で理解するのに時間がかかった。