★★★☆☆
あらすじ
引っ越しの準備をしていた女が一本のカセットテープを見つける。
感想
カセットテープとかウォークマンとか懐かしい。互いの声を録音してウォークマンで聴いていたカセットを20年後に見つけてしまったら、普通は火のつくほど恥ずかしい思いをしそうだ。しかしカセットが廃れた以降は、一般人が気軽に自分の声だけを録音して聞くことは無くなってしまった。今その役割を果たしている身近なものは無いかもしれない。スマホで動画として映像と共に、というのが一般的になった。
映画は青春ものとしても、恋愛ものとしても、病気ものとしても全部中途半端な気がする。青春時代に彼女が病気で死んだら悲しい、という当然で普通の事を詰め込んで作って見ました、という感じだ。全部が期間が短いというか。過去と現在を結ぶ役割となった柴咲コウも、それはちょっと出来過ぎという感がある。長澤まさみは健康的で明るい女の子という感じだ。病気に冒された後でも。
ウルル(エアーズロック)が出てくるのも唐突な印象がある。最後わざわざそこに向かったのに、なんでその途中の中途半端な場所で話を終えたのだろう。エアーズロックも映さないで。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 行定勲
脚本 坂元裕二/伊藤ちひろ
出演
長澤まさみ/森山未來/山崎努/宮藤官九郎/高橋一生/津田寛治/木内みどり/渡辺美里/杉本哲太/天海祐希/尾野真千子/田中美里/堀北真希/近藤芳正/ダンディ坂野/マギー/大森南朋/宮﨑将
音楽 めいなCo.