★★★☆☆
あらすじ
第2次大戦で敗色濃厚の母国ドイツを救うために、大佐がヒトラー暗殺計画をたてる。
感想
大戦中にドイツでこんな事件があったとは知らなかった。独裁政権下なので盤石だと思っていたのに、意外と際どい状況だったのか。それまでにも何度かあったようで、それが失敗に終わるたびに、粛清が行われて独裁色がますます強まるという悪循環。それでも、それなりの地位にいた人の中にも、自国の状況をなんとかしようとしていた人がいたということに救いのようなものを感じる。
しかしこういう思い切ったことをやってのけるには、決断力が重要なのだと思い知らされる。多少の不確定要素があったとしても、実行した以上はやりきるしかない。ヒトラーの死を確信できずに、部隊の動員を遅らせてしまった将軍の気持ちは十分わかるのだが。
当時のドイツ事情がよくわかってないので、登場人物たちの立場や関係性を理解するのに苦労した。
スタッフ/キャスト
監督/製作 ブライアン・シンガー
脚本/製作 クリストファー・マッカリー
製作総指揮/出演
出演 ケネス・ブラナー/カリス・ファン・ハウテン/ビル・ナイ/クリスチャン・ベルケル/テレンス・スタンプ/ケヴィン・マクナリー/エディー・イザード/トム・ウィルキンソン/トーマス・クレッチマン/トム・ホランダー/ケネス・クラナム
音楽/編集 ジョン・オットマン
登場する人物
クラウス・フォン・シュタウフェンベルク/オットー・エルンスト・レーマー/ハインリヒ・ヒムラー /ヨーゼフ・ゲッベルス