★★★☆☆
内容
「穴」をテーマにしたオムニバス作品。
感想
映像の質の悪さ等で、低予算感や古臭さは感じさせるのだが、内容としてはどれもそんなに悪くはなかった。
各作品ごとの感想
胸に開いた底なしの穴
感想
個人的にはあまり好みではなかった。もうちょっとおどろおどろしい感じが出ていると良かった。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 佐々木浩久
出演 三輪ひとみ/白川沙良/滝本ゆに
青春の穴
感想
段々と状況がシュールになっていくのが面白い。最後もちゃんとオチが決まっている。
スタッフ/キャスト
監督 本田隆一
脚本/出演 山本浩司
出演 藤井尚之/山本康平
夢穴
感想
高校生の時に、もしも好きだった子に告白していたらどうなっていたのかを夢で見る男。
もしも告白していたらその女性と付き合うわけだから、主人公と女性の現在の夫の中身だけが入れ替わるのはおかしいわけだが、「転校生」を意識したということか。尾美としのりだけに。途中、吹き替えの海外ドラマを見ているような奇妙な気分になった。
これが一番、「穴」感は無かったが、最後にこれでもかと「穴」を見せられる。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 麻生学
出演 尾美としのり/吉村美紀
怪奇穴人間
感想
荒唐無稽感が半端ないが、いい感じの荒唐無稽に仕立て上げている。穴から穴へ移動できるのだが、その穴と穴はつながっていなくてもいいというのがちょっと納得出来ないが、それを言ったら「真面目か」と切り替えされそうな空気感は出来ている。
スタッフ/キャスト
監督 山口雄大
出演 板尾創路/中村ゆり/坂口拓