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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ミリオンダラー・ベイビー」 2004

ミリオンダラー・ベイビー (字幕版)

 

 女性がロッキーを演じるボクシング映画のつもりで観てたら見事に裏切られた。

 

 確かにボクシングに夢中になるヒラリー・スワンク、年老いた慎重すぎるトレーナーのクリント・イーストウッド、そしてそれを見守るモーガン・フリーマン、と、キャラクター設定はうまく出来ていて、女性ボクサーの成功物語として十分楽しめた。

 

 だけど、ロッキーだったら感動のラストシーンとなったはずの場面で、話の展開は一気に変わってしまった。

 

 しかし、ヒラリー・スワンクの家族のような人間達を生み出してしまうアメリカ社会って恐ろしい。実際ああいう人達がアメリカでどの程度いるのかはわからないけど、そんな人達を生み出してしまう社会制度って悲しい。日本はアメリカの制度がこうなっているからって後を追う傾向があるけど、ああなったらやばい。もうすでにそうなりかけているという感じもあるが。

 

 毎週のように教会に通うくせに、牧師に議論を吹っかけていたクリント・イーストウッドが一人、教会で祈る姿に心を打たれた。そして、ヒラリー・スワンククリント・イーストウッドを見守るモーガン・フリーマンの静かな演技も印象に残った。

 

 宗教的倫理観に苦しみながらもそれでも最後にクリント・イーストウッドがとった行動は、誰にも正しいとか間違ってるとか言えないものだと思う。日本だったら多分、この宗教的倫理観との葛藤もなくこの行動を取れる人が大勢だと思うが、西欧の人達にとってはかなり困難なものなんだろう。そう考えると宗教って相当厄介だ。

 

監督/出演/音楽

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脚本/製作 ポール・ハギス

 

出演

ヒラリー・スワンクジェイ・バルチェル/マイク・コルター/ルシア・ライカアンソニー・マッキー/マーゴ・マーティンデイル/マイケル・ペーニャ 

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ミリオンダラー・ベイビー - Wikipedia

 

 

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